お金が貯まらない原因のひとつに、無意識のムダづかいがあります。
「ついムダづかいしてしまう…という人は、買い物するときに脳がしっかり働いていないのかもしれません」と語るのは、1万人以上の脳を分析してきた医師、加藤俊徳先生。

貯まらない人は要注意!ありがちビンボー習慣

加藤先生の監修のもと、日常生活でやってしまいがちな買い物の失敗=「ビンボー習慣」をチェックし、当てはまるところがないかチェックしてみましょう。

●【ビンボー習慣:1】人気ナンバーワンに弱い

【ビンボー習慣:1】人気ナンバーワンに弱い
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どれを買おうか迷っている間は、商品について理解し、記憶を呼び起こしてなにが必要なのかを見きわめるなど、脳をフル稼働させています。

ところが、「ナンバーワン」の文字を理由に思考停止していませんか? パッと手に取る前に、本当に自分に合う商品か、考え直すクセをつけましょう。

●【ビンボー習慣:2】夜中にポチッと衝動買い

【ビンボー習慣:2】夜中にポチッと衝動買い

夜9時を過ぎると、脳の働きが落ち着きます。その一方、疲れた脳は「新鮮な刺激が欲しい!」と買い物に走りがち。

思考力や判断力が落ちているので、決断は翌朝に。また、ネット通販ばかりに頼らず、商品を手に取って確認することも大切です。

●【ビンボー習慣:3】「自分へのごほうび」が口グセ

【ビンボー習慣:3】「自分へのごほうび」が口グセ

仕事や家事に追われ、「やらされている」感が強いと、自らお金を払うという行為で欲求不満を解消しようとしてしまいます。すると、想定外に高額なものや、必要ないものを買いがちに。

趣味など、買い物以外で欲求を満たす手段を見つけましょう。

●【ビンボー習慣:4】すすめられたら断れない

【ビンボー習慣:4】すすめられたら断れない

店員と話をしているうち「なにも買わないのは悪いな」と、つい余計なものを買ってしまうのは、相手のペースに巻き込まれているから。

感情優位にならず、冷静な思考や判断を取り戻すため、通帳の数字を思い浮かべて、心を落ち着かせて。

●【ビンボー習慣:5】試着したら、即購入

【ビンボー習慣:5】試着したら、即購入

店頭の商品を試着したり試したりしていると、脳内でそのものとの距離が縮まります。すると、衝動的な欲求にブレーキをかける前頭葉の働きが鈍くなりがち。

試着してもすぐ買わず、後日あらためて商品そのものをよく見て、必要かどうか判断を!

●【ビンボー習慣:6】いつものコンビニでいつものコーヒー

【ビンボー習慣:6】いつものコンビニでいつものコーヒー

同じ行動を繰り返すと、脳は習慣をつくり、考えたり選んだりせずアクションを起こします。コンビニを目にする→コーヒーを買うといった方程式が刷り込まれ、ムダづかいの原因に。

毎日やっている習慣をもう一度見直し、その都度必要か考えるようにしましょう。

●【ビンボー習慣:7】テレビショッピング中毒

【ビンボー習慣:7】テレビショッピング中毒

お店で買い物するときは商品を比較しますが、テレビショッピングは、画面に映る商品1つだけ。ほかと比較検討することなく、聴覚と視覚に入ってくる刺激で脳内がいっぱいになり、思考停止状態に。

即買ってしまわず、別のことをして気分転換するなど、冷静になりましょう。

●【ビンボー習慣:8】つい、徳用パックを選びがち

【ビンボー習慣:8】つい、徳用パックを選びがち

「おトク」という言葉に踊らされて買ってしまったけれど、冷静に考えればムダだったというのもよくあること。

「トクをした!」という感覚は、人を興奮状態にして思考力や判断力を鈍らせます。「おトク」「セール」の文字を見ても、本当にトクか疑いましょう。

●【ビンボー習慣:9】惰性でリピート買い

【ビンボー習慣:9】惰性でリピート買い

愛用の化粧品などを深く考えずにリピート買い。でも、もっといい新商品が出ているかもしれません。

一度安心を覚えたものには次から疑いを抱かないのが脳の特性ですが、思考力や判断力を鈍らせることにも。「よりいいものを選ぼう」と自分に言い聞かせてください。

●【ビンボー習慣:10】旅先で散財

【ビンボー習慣:10】旅先で散財

旅先などで「今しか買えない」と思ってしまうと、その「制限」だけに脳が集中してしまい、普段なら買わないものを買ってしまうことも。

すぐに買わず、しばらく歩くなどして冷静になり、旅先でなくても欲しいものなのか、総合的に判断しましょう。


医師として認知症や発達障害に携わり、1万人以上の脳を分析。著書に『

今日からお金が貯まる脳トレ

』(主婦の友社刊)など