幸栄です。パン教室「toiro(トイロ)」を主宰しています。初めてパンを焼いたのは、長女の出産から1か月後のこと。あの日から試行錯誤を重ね、今は卵とバターを使わないパンのレシピをつくっています。パンを焼きながら、2人の娘の母としても、楽しみや大変さをたくさん感じる日々。毎日のなかで見つける、ささやかな幸せや楽しみをつづっていこうと思います。

<幸栄のゆらゆらと、つらつらと。日々のささやかな幸せをパンと一緒に。>
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もう11月も半ば。寒がりな私には、とっても苦手な季節がやってきました。家で仕事することがほとんどなのですが、わが家は私よりも年上な古い一軒家。底冷えするので、台所に立ってパンの試作をしていても、机で作業をしていても、冬は体が冷えがちに。体をほっこり温めてくれるアイテムが欠かせません。今回は、冬のお気に入りを3つ紹介します。

●プチプラでさわり心地もふわふわ!ユニクロのスリッパ

ユニクロのスリッパ

去年はバブーシュで冬を過ごしたのですが、寒さにめっぽう弱い私。今年はもっと暖かいスリッパにしよう!と、あちこち探しまわりました。けれど、デザインが好きだけど、暖かそうな素材ではなかったり、暖かそうだなと思うと、デザインが気に入らなかったり…。

そんなとき、ユニクロへふらりと寄ったら、あったあった! しかも1000円くらいで買えて、お安いのもうれしい。「このスリッパ、もふもふしてて気持ちいいね!」と、子どもたちもお気に入りです。はこうとすると取られている、なんてことも(笑)。

●フィンランドの名品ラプアン・カンクリのショール

ラプアン・カンクリのショール

とっても重宝しているのが、フィンランドのテキスタイルメーカー『

ラプアン・カンクリ

』のショール。ウール100%なので暖かいのはもちろん、子どもを車でお迎えに行くときなどにさっと羽織れる優れもの。家でもちょっと寒いときに肩にかけたり、ひざかけとしても活躍してくれています。

両サイドにあるポケット

そして、とくに気に入っているのが、この両サイドにあるポケット。羽織ったときに両手を入れることができるので、手袋なしでも出かけられるんですよ。

●火のゆらめきに癒されるアロマキャンドル

アロマキャンドル

暖かみのある火のゆらめきに癒される、キャンドルも冬の定番。寒い季節になると、お店に並ぶすてきなキャンドルについ目がいってしまいます。使うのは子どもたちが寝静まった夜。温かい飲み物をいれて、優しい火を灯し、ゆっくりと1日を振り返る時間を楽しんでいます。

もうすぐ、あっという間に冬の気温に。あったかアイテムに囲まれて、寒い冬を楽しく乗りきりたいですね。

【幸栄(ゆきえ)】

1979年広島県生まれ。「はな」と「ひな」2人の娘をもつ。モデルとして活躍したのち、長女の出産を機にパンづくりに出合う。ベッカライダブルハウスにて、製造補助をしながらパンについて学び、2010年から卵とバターを使わないパン教室、

toiro

を始める。 著書に『

「ちょっとのイースト」で作る ベーグルとピザの本 (生活シリーズ)

』(主婦と生活社刊)、『

パウンド型で焼けるおいしい食パン

』(家の光協会刊)、『

あかちゃん、こども、おとなのパン―はじめてのパンづくり

』(アノニマスタジオ刊)などがある。