元祖イケメン投手も絶賛！家族が喜ぶ健康パスタをつくりました！

今回、栄養アドバイザーの石川三知さんと一緒に元プロ野球選手の西崎幸広さんが「オススメパスタ」の調理に挑戦！　忙しい毎日にオススメのこだわりパスタレシピを石川さんがご紹介。育ち盛りのお子さんにもぜひお試しあれ♪

しっかりと「食べて」しっかりと「燃やす」それがなによりも重要！

現役時代はイケメン投手として、女性ファンも多かった西崎さん。普段は、ペペロンチーノやアラビアータといった、シンプルな味のパスタをつくって食べることが多いそうですが、今回つくった鶏肉やシメジなど、たっぷりの具が入ったパスタに「簡単なのにおいしい！」と大満足！　自身の健康維持はもちろん、野球教室を通じて育ち盛りの子どもたちと接する機会も多いだけに、「子どもの成長と食事」の関係についても、興味津々です。

西崎：

今回のパスタは、鶏肉やキノコがたっぷり入っていて、ボリュームがすごいですね。

石川：

パスタやパン、ご飯といった炭水化物は、体に欠かせないエネルギー源ですが、ただ取るだけではダメ。燃やすための原料となるビタミンやミネラルを一緒に取ることが大切なんです。パスタは肉や野菜など具を工夫すれば、さまざまな栄養が一緒に取ることができますし、忙しい方や成長期のお子さんにもオススメですよ。

西崎：

そうなんですか。じゃあ、これからは体のことを考えて、自分でパスタをつくる時にも野菜を多めに使ってみるとか、少し工夫してみようかな。

石川：

サラダを添えてワンプレートランチにするのもいいですよ。西崎さんはやっぱり普段からご自身で栄養管理などもしっかりされているのですか？

西崎：

いや、全然（笑）。僕の場合、現役時代も「食べたいものを食べる」って感じで、なんのこだわりもなかったですよ。今は球場で提供される食事もカロリーや栄養バランスがしっかり表示されていたりして、環境が変わったなぁと感心しているくらい。

石川：

今はお子さんの食事のカロリーや糖質の管理もしっかりとされている方もいらっしゃいますしね。でも成長期のお子さんの場合は、カロリーや糖質の摂取量よりも、いろいろな栄養素を多種類の食材から取ることを最優先に考えて欲しいですね。ビタミンやミネラルなどの“燃やす原料”を一緒に取れば、炭水化物はエネルギー源として有効に使われ、体に蓄積されることもないはずですよ。

西崎：

好き嫌いの多い僕がいうのも…ですけど、「なんでもしっかり食べる」ことが大切ということですね。

石川：

その通り（笑）！　パスタは骨の材料となるタンパク質の比率が高い食材としても知られていますし、お肉や野菜、キノコ類などと一緒に家族みんなで召し上がっていただきたいですね。

石川三知さん考案　バランス満点レシピ

●チキンクリームパスタ

材料（4人分）

マ・マー早ゆでスパゲティ1.6mm　300g
鶏モモ肉　400g
タマネギ　1個
マッシュルーム　8個
シメジ　100g
塩・コショウ　少々
小麦粉（日清クッキングフラワー）　大さじ2
バター　20g
生クリーム･牛乳　各200cc
顆粒洋風だし　小さじ4
粉チーズ･粗びきコショウ（黒）　各少し
クルミ（ロースト）　20g

つくり方

（1）　鶏モモ肉はひと口大に切り、塩・コショウをして小麦粉をまぶす。タマネギは薄切りにして、耐熱容器に並べ、電子レンジ（600W）で1分間加熱する。マッシュルームはスライスし、シメジはほぐしておく。

（2）　フライパンにバターを溶かし、鶏モモ肉を皮目からこんがりと焼く。鶏モモ肉に火がとおったら、いったん取り出す。

（3）　同じフライパンにタマネギを入れて炒め、透明になったらキノコ類を加えて炒める。

（4）　（3）に（2）の鶏モモ肉、生クリーム、牛乳、顆粒洋風だしを入れて軽く煮詰める。

（5）　スパゲティをゆでたら（4）に加え、粉チーズ、粗びきコショウ（黒）を加えて味をととのえる。

（6）　器に盛りつけ、粗く砕いたクルミを散らして完成。

日清クッキングフラワーをしっかりまぶすことで、鶏モモ肉がパリッとおいしくなります♪

●彩りサラダ

材料（4人分）

レタス･サラダホウレンソウ　各80g
ブロッコリー　120g
リンゴ　80g
カボチャ･レンコン・ゴボウ　各40g
【A】
バルサミコ･オリーブオイル　各大さじ4
きび砂糖･しょうゆ　各小さじ2
コショウ（黒）･塩　各少し

つくり方

（1）　レタス、サラダホウレンソウは食べやすい大きさにちぎり、リンゴ、カボチャ、レンコン、ゴボウは1～2mm程度の厚さにスライスする。ブロッコリーは小房に切り、ゆでる。
（2）　カボチャ、レンコン、ゴボウは水気をよく取り、平らな皿にクッキングシートを敷いて並べ、電子レンジ（600W）で3分加熱し、裏返して様子を見ながらパリッとするまで加熱し、冷ます。

（3）　Aを混ぜ合わせる。

（4）　ボウルに（1）と（2）を入れ、Aであえる。