文字や数字から性格や考え方を読み取る「筆跡診断」は、行動心理学のひとつ。今の心理状態がわかるだけでなく、意識して書き方を変えることでなりたい自分に近づいたり、幸運を招くこともあります。
年賀状や書き初めなど、文字を書くことが増えるこの時期。自分の筆跡を診断し、なりたい自分の筆跡に近づけてみませんか?
なりたい自分になるために、筆跡を意識しよう
日本筆跡診断士協会筆跡診断士のマダム忍田さんに教えてもらいながら、さっそくあなたの文字を診断してみましょう!
●若々しく健康でいたいなら、カコミを大きく書いて、アンチエイジング
「京」の字の「口」の部分のように、周囲を線に囲まれた空間(カコミ)の大きさは、肉体や精神の若々しさを表します。カコミを大きく書くのは、若くてエネルギーがある証拠。年を重ねるほど小さくなる傾向があるので、注意してみて。
NG例(1):カコミがつぶれている
すべての画像を見る(全8枚)心身にトラブルを抱えている可能性アリ。大きなショックを受けた直後に書きやすい文字です。
NG例(2):カコミが小さい
落ち着いている印象ですが、年齢より老けて見られることも。やや若々しさに欠けます。
これが正解:カコミが大きい
見た目はもちろん、性格も若々しく、実年齢より若く見られます。このような文字を書けば、健康運がアップも!
●金運をアップさせたいなら、上の角をあけて下の角を閉じて貯め体質に
「口」や「国」など、四角い空間がある文字には、金運が表れます。左上の角は、お金の入り口。あけて書くと、お金が入ってきます。一方、下の角はお金の出口。あいているとお金が出ていきやすいので、閉じて書きましょう。
NG例(1):角が全部閉じている
生まじめで、堅実なタイプ。お金は出ていかないのでピンチには陥りませんが、同様に入ってもきません。
NG例(2):上も下も角があいている
浪費家タイプ。お金は入ってきますが、その分、派手に使ってしまいがち。貯蓄は苦手です。
これが正解:上の角があいている
お金がどんどん入り、それを上手に管理できる究極の貯蓄上手。金運が上がる文字です。
●人間関係をよくしたいなら、へんとつくりの間を広くあける
「様」のように、へんとつくりで構成される文字は、その間を広くあけて書くと、人間関係がスムーズに。人間関係のよさは、あらゆる運気につながるので、へんとつくりをあけるのは開運文字の基本です。
NG例:へんとつくりの間が狭い
自分にも他人にも厳しい優等生。他人を受け入れるのが苦手で、ガンコでまじめ。近寄りがたい印象に。
これが正解:へんとつくりの間が広い
外からのいいエネルギーを吸収し、だれからも慕われる人柄に。自然と周りに人が集まる人気者の字です。
みんなで集まる機会の多い年末年始。ぜひこの記事を参考に、筆跡診断をして盛り上がってください。