家で過ごす時間が増える冬は、インテリアを見直すいいチャンス。そこで今回は、ナチュラルなカフェ風のお宅で暮らす読者を取材。
大改造をしなくても、生活感の出るものを目隠ししたり、小物を取り入れたりして、お部屋の雰囲気を変えるアイデアを教えてもらいました。
ぐっとお部屋がナチュラルに。カフェ感を出すインテリアのアイデア
壁を塗ったり家具を変えたりしなくても、小さなアイデアでお家の雰囲気をカフェ風にすることができるんです。ご紹介するアイデアは、どれもインテリア性だけでなく利便性もばっちり! マネしたくなることうけあいです。
●無機質な壁のプレートはリネンでくるんで目隠し
壁にあるスイッチや給湯器のプレートは、プラスチックでそのままだと素っ気ないので、リネンでくるんで温かみをプラス。
「ちょっとしたことですが、これだけでも雰囲気が変わります」
●インテリアをじゃましがちなゴミ箱は、カゴで代用
テレビ台のサイドにフックをつけて引っかけたカゴ、じつはゴミ箱にしているそう。
「片方の持ち手が取れてしまったけれど、捨てられずここに。布をかければ、インテリアに溶け込みます」
●おしゃれなフレームをDIY。予定表を忍ばせ実用面も両立
ミニデスクの脇に飾った黒板フレームには子どもたちが描いたイラストと文字が。素朴な雰囲気が素敵です。
「じつは、裏側に同サイズに切ったコルクボードを取りつけ、家族の予定表をはっています」
フレームの左端を蝶番でつなげ、右側にマグネットをつけて開閉自在。表に出ていると生活感が出がちな予定表を、うまくカモフラージュしています。
●大人かわいいミニバケツとビンを収納アイテムに利用
ミニデスクの上は広く使うため、引き出しなどは置かず、アルミのミニバケツやビンを利用して必要な小物をしまっています。
「刺しゅう糸はからまないよう木製ピンチに巻いてビンに入れ、かわいく見せています」
●掃除道具は、飾りと組み合わせておしゃれに保管
掃除道具は隠すべき、という固定観念に捕らわれず、おしゃれなオープン収納に。見た目もよく、手に取りやすいので一石二鳥です。古材でつくった棚の下に、たたき掃除用のシュロボウキと、香りを漂わせるドライラベンダー、スリッパを入れた布袋とリズムよく並べます。
「見た目もよく、実用性を兼ねたものを並べています」