宝塚歌劇をこよなく愛するヘアメイクアップアーティストの山本浩未です。私、“TAKARAZUKA”を知って人生が変わりました! そんなTAKARAZUKAのすばらしさをみなさまにお伝えするべく、観劇の感想や、今後の公演への期待を綴ります。すべては私の妄想、個人的な感想&意見でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
vol.23宙組ミュージカル『王妃の館 -Chateau de la Reine-』
浅田次郎氏のベストセラー小説「王妃の館」を、宝塚歌劇ならではの演出でミュージカル化。経営難におちいっている高級ホテル「シャトー・ドゥ・ラ・レーヌ」に集まったのは、風変わりな人気作家ら、一筋縄ではいかないクセ者ばかり。個性豊かな登場人物たちが織りなす人間模様を、コミカルに描きだします。なお、この作品は若手演出家・田渕大輔氏の宝塚大劇場デビュー作でもありました。
どんな衣装でも着こなしちゃう、さすが宝塚
もう終わっちゃったんだけどね、どうしてもお伝えしたいっ! ポスター見て思った方もいらっしゃると思うけど、トップコンビ2人の奇抜なお衣装、じつはポスターを見たときは「ヤバイかも…」と少々不安だったんです(^^; 。ところが! 実際に観たら色を多用したグラフィカルなお衣装がセレブ気取りの恋愛作家と、シャカリキツアーガイドのお役にハマってた。そして朝夏さんの長ーい腕をグニャグニャまわしたりシュッとかっこよく決めたり、と、いい意味でヘンテコ衣装にぴったり合ってた(o^^o)どんな衣装でも着こなしちゃう、さすが宝塚物語も面白くてハラハラしたり、ホロリとさせられたりしつつ、人間模様と関係がちゃんと描かれてて楽しくてね、私は6回も観ちゃいました。観そこねた方はDVD(Blu―ray)でぜひ!
【山本浩未】
宝塚をこよなく愛する乙女系ヘアメイクアップアーティスト。「生活者としてのキレイ」をテーマに活躍中。シンプルでわかりやすい美容理論を元にメイクアップ、コラムの執筆など連載を持ち、健康的で美しく暮らすライフスタイルが、世代を超えた女性に支持されている。新刊「
おとな美人を作る「メイクの基本」」(宝島社刊)「
今治美肌タオル付き山本浩未のスチームON顔(おんがん)」(講談社刊)「
きれいは力」(幻冬舎刊)、「
美人メイク基本の“き”」(宝島刊)、「
同窓会で二番目にキレイになるには …」(小学館刊)など著書多数