仕切りつきケースは、こまごましたものを収納するときの強い味方です。この仕切りつきのケースに、持ち手がつくだけで、さらに便利になるのをご存じですか?
実際にいろんなシーンで活用しているという整理収納コンサルタントの甲島慶子さんに、その活用法を教えてもらいました。
仕切りケースが持ち運びやすくなると、活用シーンがぐっと増える!
●気候や気分に合わせて好きな場所でメイクする
皆さんは、いつもどこでメイクをしますか?
ダイニングや洗面所など、決まった場所でメイクする方が多いと思いますが、目的にあわせてメイクセットを移動させてみてはいかがでしょうか。真冬や真夏は、冷暖房のきいたリビングやダイニングに持ってきてメイクを。忙しい朝は、朝食を食べている子ども達を見ながらメイクしてもいいですね。ネイル用品の収納にも有効です。
●文具一式を使いたい場所へ持ち運び、終わったらその場で片づけOK
散らかりがちな、子どもの工作道具の収納にも向いています。遊んでいるうちに、リビング、ダイニング、子ども部屋…と道具が分散してしまっても、片づけるときは持ち手つきケースを運びながらすればあっという間!
大人は、筆記用具やメモ帳、ハサミ、ハンコ、電卓など、事務処理セットにしてしまうのも便利でしょう。
●開封したものから食べる仕組みに。選ぶ楽しさもアップ!
少しだけ余ってしまった、小分けのお菓子を入れるにも、持ち手つき収納ケースはぴったりです。「ここから食べて」と言わんばかりにまとめておき、おやつの時間にテーブルに出せば、選ぶ楽しさも増えて一石二鳥。また、来客時のために、ティーパックや角砂糖など収納して、お好みのモノを選んでいただくのもいいですね!
●引き出しの中のお弁当グッズを、まるごとワークトップへ移動
キッチン引き出しの中にお弁当グッズを収納してもいいけれど、使うものをすべて一か所にまとめておいたら、忙しい朝に役立ちます。キッチンのワークトップで使ってもいいですし、広いダイニングテーブルに移動させて、じっくりキャラ弁づくりに集中することもできます。
いかがでしたか? 必要なものが一式まるごと持ち歩けるおかげで、作業開始もスムーズなうえ、片づけもラクになりますね。使っていて、もし手持ちのケースをさらに細かく仕切りたくなったら、小さな空きビンや紙コップを利用してみると手軽でいいですよ。