コンビニで買い物をしたり、出前をとるともらえる割り箸や小袋に入った調味料。「お弁当や来客時に使えるかも…」ととっておいたら、いつまでもキッチンの片隅に転がっていた、なんて経験はありませんか?
未使用の新品を捨てるのもなんだか心苦しいし、いざというときにないのも困る…。そんな中途半端なものたちのしまい方と管理方法を、家事の効率化を提案している、知的家事プロデューサーの本間朝子さんに教えてもらいました。
たまりがちな割り箸や小袋調味料は効率よく活用して
割り箸は調理台などでツール類と一緒に保管
割り箸はもらわないように気をつけていても、お弁当や出前にくっついてきてしまいがち。かといって、新品を捨てるのも抵抗あるものです。「来客時やお弁当用で使ってもいいですが、調理用の菜箸にするのもありなんです。1回ごとに使って捨てれば、すぐに消費できますよ」。臨時の箸という位置づけではなく、ツール類のひとつとして使えば、意外にたまりません
食品についてくる小袋調味料は調理に使えるようにセットしておく
「小袋のしょうゆやワサビ、ソースなどは、お弁当用に限定してしまうと、そうそう使いきれません。ためてしまう前に、種類別に正規品(スーパーなどで買った商品)にくっつけると調理や食事でもれなく使えます」。ワサビや辛子は輪ゴムでチューブにとめ、ソースやしょうゆはテープで容器につけておくと迷子にならないし、使う機会を逃しません。肉や魚などの食材にのせておき、調味に活用するのもあり
お手ふきはキッチンのよく使う引き出しに入れる
「アルコールを含んだお手ふきは、見方を変えれば掃除用シートと同じ。よくあけ閉めする引き出しに入れて、コンロや冷蔵庫などの汚れふきにして、どんどん使いましょう」。用途はキッチンに限りません。鏡をふいて曇りを防止したり、メイクボックスに入れて手ふきにするなど、蒸発してカラカラになる前に効率よく消費を
輪ゴムは冷蔵庫の側面に引っかける
「ココット皿や小さなケースに入れて棚に置くのもありですが、いちばん便利なのは引っかけ収納」。冷蔵庫横のマグネットフックを定位置にすれば、ワンアクションで取れて散乱も防げます