幸栄です。パン教室「toiro(トイロ)」を主宰しています。初めてパンを焼いたのは、長女の出産から1か月後のこと。あの日から試行錯誤を重ね、今は卵とバターを使わないパンのレシピをつくっています。パンを焼きながら、2人の娘の母としても、楽しみや大変さをたくさん感じる日々。毎日のなかで見つける、ささやかな幸せや楽しみをつづっていこうと思います。


<幸栄のゆらゆらと、つらつらと。日々のささやかな幸せをパンと一緒に。>
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 なにか趣味がひとつでもあると、毎日がちょっと楽しいものになりますよね。私の場合、大好きなパンづくりは仕事になってしまい、家事や子育てに追われているうちに、趣味らしい趣味がない、と最近ハッと気づきました。

 ひとつ楽しみを増やしてみよう!と思い立ち、始めたのが、コーヒー。パンにもよく合うコーヒーの私なりの楽しみ方をご紹介しますね。

お気に入りの道具たちで楽しむ、コーヒー時間

 以前使っていたガラス製のコーヒーサーバーを割ってしまい、いっそ前とは違うタイプにしてみよう!と選んだのが、KINTOの600ml入るコーヒーサーバーでした。

KINTOの600ml入るコーヒーサーバー

 というわけで、早速コーヒー豆をひきます。コーヒーミルはHARIOのもの。豆をひく部分も洗えるので衛生的です。

豆をひく部分も洗えるので衛生的

 私は豆の状態で買ってきて、おうちでひいてビンにつめておいています。「このビンに2/3くらいの量をひいて入れておこう」というのが、私がなんとなく決めたルールです。

 あまりたくさんひいておいたら風味も落ちてしまうけれど、少し多めにひいておけば、慌ただしいときでも「コーヒーをいれようかな」と思えるんです。ビンはWECKのフタつきビンを愛用しています。

ビンはWECKのフタつきビン

 お気に入りのコーヒー粉をペーパーフィルターをセットしたドリッパーに入れて、お湯をゆっくり入れてドリップ。ああ、とてもいい香り…。

お湯をゆっくり入れてドリップ

 こちらもお気に入りの真っ白なイッタラのカップで、いただきます。慌ただしいときほど、ゆっくりとコーヒーを入れて、ほっとひと息つくことで、気分がリセットでき、気もちに余裕が生まれるような気がします。

真っ白なイッタラのカップで、いただきます

 今回は、香川県高松市にお店をかまえる「プシプシーナ珈琲」の豆でいれました。私はセレクトショップで購入。こちらお取り寄せも可能です。

「プシプシーナ珈琲」の豆

 もうそろそろなくなりそうなので、次はどこのお豆にしようかな?とお店を回るのも、最近の楽しみのひとつになっています。

【幸栄(ゆきえ)】

1979年広島県生まれ。「はな」と「ひな」2人の娘をもつ。モデルとして活躍したのち、長女の出産を機にパンづくりに出合う。ベッカライダブルハウスにて、製造補助をしながらパンについて学び、 2010年から卵とバターを使わないパン教室、

toiro

を始める。 著書に『

「ちょっとのイースト」で作る ベーグルとピザの本 (生活シリーズ)

』(主婦と生活社刊)、『

パウンド型で焼けるおいしい食パン

』(家の光協会刊)、『

あかちゃん、こども、おとなのパン―はじめてのパンづくり

』(アノニマスタジオ刊)などがある。