家の中のカーテンレールやタオルハンガーなどがグラグラ! それならと、とめているネジをドライバーで締め直そうとすると、空回り…。そんな、イライラとした経験はありませんか? ネジが効かないのは、ネジ穴が広がってしまったから。でも、大丈夫! ネジ穴は、家にあるもので簡単に復活させることができます。DIYアドバイザーの嶋﨑都志子さんに、手軽に試せる方法を教えていただきました。
楊枝と木工用ボンドでネジ穴が復活!
[用意するもの]
・楊枝
・木工用ボンド
・ドライバー(2番)
・カッターや工作用のハサミなど
(1)ゆるくなってしまったネジを外し、先端に木工用ボンドをつけた楊枝を穴に差し込みます。
すべての画像を見る(全5枚)(2)木工用ボンドが乾いたら、穴の外に出っぱっている部分の楊枝をカッターなどでカット。楊枝でふさがった穴にキリを入れ、穴をあけます。
(3)(2)であけた新たな穴にネジを入れ、ドライバーでとめれば完成。大きくなってしまった穴を楊枝で狭くしたことで、しっかりと取りつけられますよ。
大きな穴は割り箸を使って穴埋め
楊枝では埋められないような大きな穴は、割り箸を数本使い、木工用ボンドを多めにつければ、同じように穴埋めができます。
大きな穴の場合、乾燥時間を多めに取ってから、カッターによる割り箸のカットをゆっくり慎重に行います。楊枝の場合と同様に、キリで下穴をあけてからネジどめをしましょう。