こんにちは。若松美穂です。主婦業のかたわらエッセイストなどもやりつつ、楽しく、豊かに暮らすためのさまざまな工夫を提案しています。テーブルまわりを中心に、生活のなかの小さな発見をつづっていけたらと思っています。
予備ボタンも、捨てる服のボタンも、まとめて箱の中へ
衣類を買うとついてくる、予備ボタン。ついそのままあちこちに置いて、イザという時に困ることがあるので、私は箱にひとまとめにしておきます。
洋服やバッグを捨てる前にも、使えそうなボタンはカットして外し、取っておきます。それも同じ箱にまとめておいて、あとで再利用。その時、同じボタンが4、5つとある場合は、糸でくくっておきます。これで探す手間が省けるのです。
ふとしたはずみに取れて、紛失してしまった袖などのボタン。まったく同じものがなくても、似たようなのがたいてい箱の中で見つかります。
ハンドメイドの工夫で、飾りボタンとして活用
ただ箱に入れておくだけではたまる一方なので、ちょっとした工夫でハンドメイドを楽しみます。たとえばゴムと合わせてボックスのかわいいストッパー飾りを制作。ちょうど、ボタン箱のストッパーに目印としても便利です。
ギフト箱やお弁当箱のゴムバンドにしたり。
きれいな色の刺しゅう糸でボタンを縫いつけるだけです。
なんてことない紙袋にも、ひと工夫。
かわいい花形ボタンとナチュラルなひもで、上を閉じることができるようになりました!
サイズが合わないバーゲン服も、取っておいたボタンでリサイズ可能
さらには、こんな使い方も。
買い物に出かけると「いいな!」と思った巻きスカートが冬のバーゲンで50%OFF。でも、Sサイズしかなく、色も形も長さも私が「欲しい」もので、あきらめきれない…。
試着してみると、内側にボタンがあって、ウエストだけがややきつめ。ボタンの位置を変えたとして…と履いたら、お尻のラインもきれいに出るし、スカートを巻いて止めた感じもおかしくない。買い、です。
家に持ち帰って、さっそくひと工夫。もともとあったボタンをずらしたうえに、似たようなボタンを箱から取り出し、並べてつけます。これで、おなかいっぱいの時はさらにずらすことができてラクちんです。
【若松美穂(わかまつみほ)】
1972年、宮城県生まれ。お金をかけずにセンスと工夫でおしゃれに暮らすカリスマ主婦読者として、生活情報誌『ESSE』や『サンキュ!』などで紹介され、人気者に。2011年、心理カウンセラーの資格を取得。主婦業のかたわら、エッセイストとしての執筆活動のほか、講演、各メディアへの出演など多方面で活躍。気持ちによりそった提案が主婦の熱烈な支持を得ている。「ペンギンのお茶会」「心を癒す講座」は、全国各地で実施され、リピーターとなるファンもいるほど。著書に「カリスマ節約主婦・若松美穂の暮らし上手の小さなヒント」「私と家族のしあわせ時間」(ともに扶桑社刊)など。 夫と、大学生、高校生の娘、母親の5人家族。埼玉県在住。
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