100円ショップでも買える、ふわふわのダスター。エアコンの上や、ピアノなど高級なものを掃除するときに使うものだと思っていたら、じつはもっと広い使い道があったのです。掃除のプロ高橋敬子さんに、驚きの掃除アイディアを伝授してもらいました。
水で濡らしてもOKだから、掃除に大活躍「マイクロファイバー素材のロング柄ダスター」
すべての画像を見る(全3枚)・ホコリで汚れたら、軽く振って落とすだけ。水洗いもできるのがGOOD
極細のナイロンやポリエステルの繊維なのに、木綿のような吸水性や通気性が特徴のマイクロファイバー。掃除の基本であるホコリ取りから、濡らして使う浴室掃除まで、長さを生かした使い方を高橋さんがレクチャーしてくれました。多くは先端にワイヤーが入っているので、強く振ると芯が折れる恐れが。注意しながら掃除しましょう。
「幅木」や「サン」は乾いたままダスターを動かして
ホコリ取りの基本は、上を先に掃除しそのあと下を行うことですが、長い柄のダスターなら、腰に負担をかけることなくラクに、基本のホコリ取りができます。カーテンレールの上やサン、そして壁の下にある幅木など、見逃しやすい場所に乾いたままのダスターを当て、ささっと掃除しましょう。
浴槽の「エプロン」は、ダスターを水に濡らせばしっかり掃除できる
浴槽の手前の壁のことを「エプロン」といいますが、ここが外れるかどうかを知っていますか? 高橋さんによると「築10年くらいまでのシステムバスなら外れるタイプが主流です」とのこと。
このエプロンを外すと、髪の毛や水アカがごっそり…ということも。シャワーを流しながら、水に濡らしたダスターで奥の汚れを取り出しましょう。髪の毛や水アカは浴槽の側面にたまっているので、ダスターの長さを生かしてかき出すのがコツです。
なお、エプロンが外れる浴槽には、外し方のステッカーがはってあるのが目印です。説明書なども確認してみましょう。