夏になると洗濯の回数が増えがちに。洗濯物を取り込んだはいいけれど、忙しくて、カゴにぐちゃっと入れたまま…という家庭も多いのでは?そんな人は今すぐ「立ったままたたみ」を覚えましょう。
「洗濯物を取り込みながら、立ったままたためるので、取り込みと同時にたたみまで完了できますよ」
忙しい人にうれしいアイデアを披露してくれたのは、「家事塾」を主宰し、日々家事を研究する辰巳渚さん。
取り込んだ流れのままたためてしまえば、たしかに便利そうですが、いったいどのように行うのでしょうか?やり方を聞いてきました。
一気にできて時短にも。立ったままたたむと、取りこみと同時にたためる!
●Tシャツは立ったままできる袖だたみに
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Tシャツ類は、簡単でシワにならない袖だたみが便利です。やり方はシンプルな3ステップ。
(1)両肩を合わせたら袖部分を持ち、袖口までぴったりと重ね合わせます。
(2)脇の下の線を重ねながら、肩部分と袖口を持ち、袖部分を身ごろに重ねます。
(3)身ごろを縦半分にたたみます。引き出しの大きさに合わせてさらに二~三つ折りに。
*これで完成
●たたむときに近くに置いておくと便利なもの
小さな裁縫箱に針と黒・白の糸を入れ、取り出しやすい場所に置いておくと便利。「ほつれなどは、洗濯物をたたむときに気づくので、その場で繕いましょう。普段は、針と黒・白の糸があれば、十分です」。
●教えてくれた人
【辰巳 渚さん】1965年生まれ。ベストセラー『
「捨てる!」技術』(宝島社刊)で、ものがあふれる時代の生活哲学を提唱。2008年より「家事塾」を主宰。著書に『
あなたを変える家事塾300のメソッド』(岩崎書店刊)などがある