年末年始はごちそう続きで、体が重い…。やせたいけれど、運動や食事制限はしたくない!
そんな都合のいい願いをかなえてくれるのが、食欲コンサルタントの村山彩さんが提案する「村山さん流 やせる!フリージングアイテム」です。
忙しい人でもフリージングで!タンパク質を摂って太りにくい体になる!
「食物繊維が豊富で脂肪をつきにくくする野菜や筋肉をつくって脂肪を燃えやすくするタンパク質を摂る習慣をつくれば、自然と太りにくい体になりますよ」と村山さん。
フリージングしておけば、時間がなくて、丼ものや麺類でつい済ませがちな人もパパッと食事の準備ができ、糖質の摂りすぎや野菜不足を防止できます。今回は正月太りにうれしい、お助けフリージングアイテムをご紹介します。
●ベジミックス
キャベツ、ニンジン、ブロッコリー、シメジなどの野菜を切って冷凍保存。炒め物や煮物などに活用すれば、食物繊維が豊富で、栄養バランスのいい料理が簡単に完成します。「少し大きめに切ることで食べごたえが増し、満足感アップしますよ」。
●香味野菜・ハーブ
ショウガやニンニク、パセリ、ローズマリーなどの香味野菜やハーブは、冷凍することで、風味をキープできます。「これを料理に活用すれば、味のアクセントになり、調味料の使い過ぎの防止に。結果、カロリーをグッとおさえられますよ」。
●だしキューブ
水1リットルに対し、10㎝角の昆布を入れて冷蔵庫にひと晩おいただし汁を製氷皿に入れて凍らすだけ。「だしをとるのが面倒なときは、これを投入!だしのうま味で、薄味でも満足感が出て、ヘルシーな和食がささっとつくれます」。
●ホイル焼きセット
魚の切り身(鮭やタラなど)と野菜(キノコやブロッコリー、キャベツなど)を1人前ずつアルミ箔で包んで冷凍庫へ。あとはフライパンやオーブントースターで蒸し焼いて、ポン酢しょうゆなどで味つけすれば手軽にヘルシーなメインおかずが完成します。
●鶏胸肉のオイル漬け
鶏胸肉200gをひと口大に切り、ニンニク1かけをみじん切りにし、オリーブオイル大さじ1と1/2、レモン汁大さじ1、ローズマリー2枝、塩、コショウ各少しをもみ込んで冷凍!レモン汁などの柑橘類やローズマリーなどのハーブを使うことで、しっかり肉に味がつきつつ、低カロリー。野菜を加えて焼いたり、蒸したりすれば、大満足の一品に。
●長イモのすりおろし
食物繊維が多く、ダイエット向きの長イモは、すりおろして一食分ずつラップで小分けに。「マグロとあえたり、みそ汁に入れたりのちょい足しで、太りにくい副菜のでき上がり!」
これらのフリージングアイテムがあれば、料理に加えたり、加熱するだけですぐに太りにくい食事が完成します!
村山さんが提案するアイデアはまだまだいっぱい!
エッセの2月号では、食材の配置を変えるだけでできる「やせる冷蔵庫のすっきり収納術」を紹介。こちらも運動や食事制限なしで実践できるので、ぜひチェックしてみて!