52歳のときに1年間で26kgやせた、料理研究家の柳澤英子さん。そのときのつくりおきレシピは書籍化され、シリーズ累計250万部を突破しています。そんな柳澤さんが今イチ押しするのが、ダイエットスープです。
「スープなら材料を切って煮るだけだから、おかずを何品もつくる必要がなく、とっても手軽。肉や魚などのタンパク質と、ビタミンやミネラルが豊富な野菜をひと皿でたっぷりとれるので、健康的にやせられますよ!」
58歳の今も体形を維持しているという柳澤さん考案の「ゆる糖質オフのダイエットスープ」を、30~40代の女性モニター2名に2週間試してもらいました。昼食や夕食のうち一食をダイエットスープに置き換えるだけの簡単ダイエットです。
ダイエットスープで、2週間でウエストがマイナス5.7cm!
まずはNさんの場合を紹介します。夕食か昼食をダイエットスープに置き換えたNさん。
「糖質オフダイエットは難しそうと思っていました。ダイエットスープの本を見ながら実際にやってみると、つくり方は簡単だし、スープだから食事に取り入れやすく、これなら続けられそうと思いました」。
2週間で、ウエストはマイナス5.7cm、体重はマイナス2.6kgに! 「すぐに結果が出たのもうれしかったです」。
すべての画像を見る(全9枚)左が2週間前、右が現在。たった2週間でウエストが5.7cmもダウン! 始めてから3日で2.3kgも落ちたので、ビックリ。3日目ぐらいからお通じもよくなりました。
初日につくった「牛肉のだしスープ」。夫と2歳の子ども用には、うどんを入れたところ、好評だったそう。
●「牛肉のだしスープ」のレシピ
材料(2人分)牛薄切り肉 180g
青ネギ 2本
シメジ 1/2パック
水 2カップ
白だし 大さじ2~3
七味唐辛子 適量
(1) 青ネギは斜め薄切りにする。シメジは石づきを除き、小房に分ける。牛肉は半分の長さに切る。
(2) 鍋に分量の水を入れて中火にかける。煮立ったら、シメジ、白だしを加え、弱めの中火で2分ほど煮る。
(3) 牛肉を加え、肉の色が変わったらアクを除き、青ネギを加えて火を止める。器に盛り、七味唐辛子をふる。
「ホタテとニンジンの卵スープ」に、糖質ゼロのビールを1杯。「このスープに麺とかご飯を入れたら、もっとおいしいんだろうなぁと思いましたが、我慢。お酒を飲むと食べたい気持ちが強まりましたが、耐えられないほどの空腹ではなかったので、続けられました」。
体脂肪率が一気にマイナス2.8%!
続いて体験してくれたのは、Kさん。朝と昼は普段どおりの食事をし、夕食だけダイエットスープに置き換えました。
「生理前は便秘気味で体重はあまり落ちませんでしたが、生理が始まってからは順調に体重が落ち、2週間で体重マイナス2.3kg、ウエストマイナス4cm、ヒップマイナス1cm、体脂肪率マイナス2.8%など、うれしい効果がありました。ダイエットを始める時期を生理が終わってからにすれば、もっとサイズダウンできたかもしれません」
左が2週間前、右が現在。たった2週間でウエストが4cmもダウン!
スープにクリームチーズを入れるのがポイントの、キノコクリームスープ。「チーズが入っていると、コクが出ておいしかったです」。
「豚肉と高菜スープ」。高菜を入れるから味つけがラクで、とっても簡単なのにおいしい。
「“スープのもと”を冷凍しておけるので、時間があるときにもとをつくっておけば、忙しいときにパパッとつくれて便利でした」
スープはたっぷり食べてOK。Kさんは、どんぶりによそってしっかり食べたそう。
「空腹感はそんなにありませんでしたが、生理前は食べたい気持ちが強くなりました。空腹を感じたときは、糖質が少ないゆで卵やアーモンド、チーズ、高カカオのチョコなどを食べてしのぎました。スープは家族が食べる食事に汁物として出していたので、私だけ別メニューをつくる必要がなくお手軽でした。これからも続けていきたいです!」
『ゆる糖質オフのダイエットスープ』(扶桑社刊)には、今回紹介したものを含めて、糖質オフのスープレシピを80種類掲載しています。おなか周りが気になる人は、ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。
※ダイエットスープの体験談はいずれも個人の感想であり、効果には個人差があります