包丁の入れ方で差が出る!!サンマをフライパンでおいしく焼くコツ

　サンマがおいしい季節です。でも、調理するのは意外と面倒。包丁を身に入れるときに内臓が出てしまったり、魚焼きグリルの掃除が手間だったり…。そこで、切り方のポイントとフライパンを使った調理のコツをご紹介！これを押さえれば、フライパン焼きでも十分に本格派の味に仕上がりますよ。

内臓が出てこないポイントで切って焼く

（1）内臓が終わる肛門の少し手前が、切るポイントの目安。斜めに包丁を入れるのが、きれいに切るコツです。

内臓が切れずにきれい。断面積も大きいので火もとおりやすくなります

【NG!】真っ二つに切ると内臓が出てしまう！

サンマのちょうど中心の位置で真っすぐ切ると、内臓が出てきて焦げつきや生臭さの原因に。味の仕上がりに大きな影響が出てしまいます

断面の写真。内臓がちょうど切れてしまうため、中身が出て雑な印象に

（2）臭みを取るため、粗塩を1尾につき小さじ1／2ふり、10分ほどおき、ペーパータオルで水気をふき取ります。

塩をふって臭み取り

（3）フッ素樹脂加工のフライパンにサラダ油小さじ1/2をひき、焼き色がつきにくい背の部分までしっかり焼きましょう。両面をこんがりさせます。返すときは背中を起点にし、縁で約2分焼きつけて、ひっくり返します。

フライパンの縁を使ってひっくり返す

盛りつけのヒント

　サンマは頭の部分の方が大きいので、奥に置き、尾を手前にして切り口の焼き目も見せるとバランスよくおいしそうに見えます。