ゴミ袋にしようとためておくレジ袋、ストックの食材…。わざわざ数を数えて管理をしようと思ってもなかなか面倒なものです。もともとは「片づけや整理が苦手」と笑う折原陽子さんが、ものを減らすためにたどり着いたのは、“枠”を決めてしまうことでした。
すべての画像を見る(全3枚)自分で決めた“枠”に納まるだけしかものを置かない
無料のもの、安いものは、なにかとためがちで、意外と場所取りに。これ以上増やさないという“枠”の中の範囲でやりくりするのが賢い方法といえます。
●たまりやすいレジ袋はエコバッグに収まるだけに
折原さんのキッチンでは、棚につけたフックに下げたエコバッグが、レジ袋の指定席。「袋をしばってポンと入れるだけ。シンクの生ゴミを捨てるのに使うので、ここにあるとすぐ取れて便利。たまりやすいので、ここに入る分だけとしています」
●ストックの適正量は、家族にもわかりやすい仕組みに
夫のお手製によるキャスターつきのもの入れが、レンジ台後ろの棚の下に。「夫が洗剤などの消耗品を買ってきてくれますが、安いとつい多く買ってきてしまうので、『ここに入る分だけね』とお願いしています」。夫の趣味のホームベーカリーもここに。中の整理は夫に一任しています
●食品ストックはメモ管理で使った分だけ買うように
乾物類やビン、缶などのストック食品は、カゴにひとまとめ。最後のひとつを開封した時点でメモに書き留め、買いたすようにしています。「メモはキッチンカウンターが定位置。家族で共有しています」
【折原陽子さん】
スタイリスト、雑貨店「yuzuri」(現在お休み中)オーナー(39歳)。夫(44歳)、長女(16歳)、二女(14歳)の4人と愛猫2匹とともに埼玉県に暮らす。ナチュラルな感性を生かした、暮らしに優しく寄り添うもの選びに定評あり