買ったり人からもらったりしてもなかなか使う機会がなくて、タンスの奥に眠ってまま…。そんな風呂敷を、2、3枚はお持ちではないでしょうか。だったら、タンスではなくて、非常用持ち出し袋と一緒に収納しておくのがおすすめ。じつは風呂敷って、災害など、いざというときに役に立つアイテムなのです。
すべての画像を見る(全3枚)風呂敷のよさを生かした、緊急時に役立つ簡単リュックのつくり方を、防災士、災害危機管理アドバイザーの和田隆昌さんにお聞きしました。ちなみに
ESSE10月号の「日用品の代用アイデア18」という特集でも、和田さんによるさまざまなアイデアが紹介されているので、そちらもチェックしてみてください。
風呂敷のリュックは簡単&すぐできる
[必要なもの]
90㎝角くらいの風呂敷2枚
[つくり方]
1)風呂敷1枚を対角線上にたたみ、直角になったところを結びます。
2)もう1枚の風呂敷を角から巻いて細長いひも状にし、結んだ風呂敷の中を通します。
3)1)の結んでいない両端と、ひも状の風呂敷の両端をそれぞれ結べば完成! ひもの部分に両肩を通し、背負って使えます。
リュックの形になると肩ひもが2本あって荷物の重さが分散されるので、その分、肩への負担が軽くなります。あまり重いものを入れるのは難しいですが、衣類などをまとめて運んだり、貴重品などをまとめるのにも使えます。なにより、両手が使えるのがいいところ。最近はかわいい柄の風呂敷が多いので、おしゃれ感覚で持ち歩くのもいいかもしれませんね。