こんにちは。整理収納アドバイザーの三條凛花です。生来のナマケモノで片づけも家事もまったくできなかった経験から、暮らしのさまざまなプチストレスを見直しています。今回は、100円ショップで手に入る突っぱり棒を使って、掃除のしやすい部屋づくりをご紹介します。
空中収納で掃除の手間が減る
掃除が面倒に感じる理由は人それぞれだと思いますが、私の場合は「どかす」ひと手間がネックでした。床掃除のたびに下に置いたものを上げたり下ろしたり、お風呂掃除のたびに手桶や洗面器をどかしたり。空中収納が掃除のしやすさにつながるのは、そもそも「どかす」必要がなくなるからです。
わが家で実践している空中収納のアイデアをご紹介しますね。
●洗濯機前のデッドスペースを有効活用
すべての画像を見る(全3枚)写真のように洗濯機前のデッドスペースに突っぱり棒を渡します。洗剤類をここに立てかけると、床との間に隙間ができるので、どかさずに床掃除が完了。
トイレ裏のデッドスペースに小物を収納
狭くて収納スペースがたりないトイレなら、タンク裏側のデッドスペースに突っぱり棒を渡すのがおすすめです。
ここにトイレブラシや洗剤などを乗せていきます。「出しっぱなし」収納になるので、毎週水曜日(わが家のトイレ集中掃除の日)にトイレ掃除グッズもきれいにしています。
置かない収納でカビも防げる
浴室掃除をラクにするには、洗面器や手桶などを直接置かないのがポイント。
わが家では、突っぱり棒とワイヤネットを結束バンドで止めた即席収納棚を使っています。素材によってはワイヤネットはさびやすいので、使用時には注意してくださいね。
面倒だったら、突っぱり棒を浴槽に渡したり、備えつけの浴室内物干しを利用したりして、S字フックで小物をかけていくと手軽です。お風呂グッズも「掛けられるモノ」を選ぶのがポイント。リッチェルの手桶・洗面器には穴がついていて便利です。シャンプー類も詰め替え用の袋をそのまま掛けられる商品があるので、そちらを利用してもいいかもしれません。
いかがでしたか?このように「どかす」ひと手間をなくす収納をつくると、掃除が劇的にラクになります。ぜひ試してみてくださいね。
【三條凛花さん】
ライター、整理収納アドバイザー。夫、子ども(2016年4月誕生)の3人+2猫暮らし。家事をムリせず楽しく続ける工夫を発信。ブログ
「366日のとっておき家事」