整え方アドバイザーとして、暮らしの上手な回し方を教える阪口ゆうこさん。自他ともに認める、ズボラ&家事嫌いながら、仕事・家事・育児をムリなく両立させています。今回は、暮らしをスリム化させための「買わない」知恵を教わりました。
すべての画像を見る(全2枚)物欲VS限りある収納
買い物は女子の永遠のテーマ!ほしいものなんて絶えたことがありません。燃え上がる物欲に対して干上がる財布の中!しかし、暮らしを彩るもの、人生を華やかにするもの、さまざまなものがありますが、物欲のままに思いのままに買いあさっていったら…。
オー!ノー!家がカオス!!なんてことにもなりかねません。ご利用は計画的に。買い物も計画的に。
買うデメリット・借りるメリット
当たり前ですが、買ったものは自分が管理しなければなりません。管理というのは収納・保管だけでなくお手入れやメンテナンスも含みます。 普段着ている洋服や、毎日使うキッチングッズなんかはまめに手にするので管理するのが当たり前に思えるのですが、頻度が少ないものに関しては億劫になりがち。滅多に使わないものなのにホコリかぶったり、使ってないのに故障したり、どんだけ手間とらせんねんって話ですよ。ほとんど休眠状態で、たまに引っ張ってきたら使えない!なんて、腹立ちません?よくありますけど。
ならば、頻度の低いものに関しては借りちゃえばいい!と思いませんか?お金はその都度かかりますが、収納や手入れといった管理のわずらわしさからは解放されます。
写真は、先日大掃除を決行したわが家の納戸スペース。趣味のアウトドア用品やスポーツ用品が所狭しと並んでいます。当たり前ですが、ものにも「家賃」が発生しているんですよね。レンタル料金も、管理料だと思えば逆にお安いともいえます。
レンタルサービス、すごいことに!
昨今のレンタル業の発展には目を見張るものがあります。代表的なものはDVDやクルマでしょうか。でもそんなもんじゃないです、今のJAPAN!暮らしのなかで必要なものはほぼすべてレンタルでまかなえちゃいます。たま~にしか泊まりに来ない親せきのための客用布団。長期の旅行のときだけ使うスーツケースや、キャンプ道具、登山道具…。年に1、2回は登場するものでもスペースを取ったり、手入れしにくいものであれば、借りた方が合理的かもしれません。 登場頻度の低いものといえば、冠婚葬祭のフォーマルウエアなんかもお店に行かずにレンタル&返却できちゃいますね。もちろん着物や浴衣のレンタルサービスも。私も先日、レンタル着物に挑戦してみました。
普段なら絶対買えない&管理できない立派なお着物を借りまして、草履にバッグにフルレンタル。さらに髪型セットまでしてもらい、至れり尽くせりを経験させていただきました。
そしてとっても優雅なお店で豪華ランチ。日常を忘れさせてくれました!暮らしのスリム化に、たま~の非日常に。便利なレンタルサービスで、持たない暮らしを始めてみませんか?
【阪口ゆうこさん】
整えアドバイザー。夫、小学生の長男、長女の4人暮らし。自宅セミナーで収納や時短家事など暮らしをスムーズに回す工夫をレクチャーする。「
HOME by REFRESHERS」
9月末に初の著書『
』(日本文芸社刊)を発売予定