なかなかカラッと晴れず、ジメジメした日が続く梅雨どき。仕方なく洗濯物を部屋干しすると、イヤなにおいが洋服について…といった負の連鎖を経験したことがあるという方は、多いのでは?そんな負の連鎖を断ち切る秘密道具を“家事大好き芸人”の松橋周太呂さんが教えてくれました。

ESSE7月号「もうにおわない!部屋干し大作戦」

でも紹介しているスゴワザを上手に使って、イヤな生乾き臭からさよならをしましょう!。

扇風機を使って5時間以内に乾かすべし!

「部屋干しのにおいの原因は、『モラクセラ菌』という微生物。しかも、においを発生しているのは、そのフンだというからゾッとします。ただ洗濯後、5時間以内に乾かすことができれば、この菌の繁殖は防げるんです」と松橋さんはいいます。彼が5時間以内にカラッと気持ちよく乾かすために愛用している秘密道具が、扇風機。

扇風機を使って5時間以内に乾かすべし!
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・生乾き臭が発生せず、仕上がりもさわやかに

「扇風機なら、どこの家庭にもあり電気代も安いですよね。洗濯物を風の通り道を考えながらピンチハンガーに干し、風を効率よく当てようにすれば、湿気が飛んであっという間に乾きます。イヤな生乾き臭は発生せず、仕上がりもさわやか」。

 この方法で、松橋さんは1年じゅう部屋干し派なのだそう。「部屋干しだと柔軟剤の香りが飛びにくいので、ふわっといい香りに仕上がるのもメリットです」。乾燥機や除湿器など、特別な道具が必要ないのもうれしい限り!

洗濯物のアイテム別!正しい干し方

●バスタオル・フェイスタオル

 バスタオル2枚とフェイスタオル4枚を効率よく乾かします。「まずバスタオルを左右の横から後ろ中央にかけて、均等にひだをつけるよう波状につるします」。そのあと、ひだの間に1枚ずつ、フェイスタオルを並行にしてつるしましょう。

バスタオル・フェイスタオル

●フードつきパーカー

 木綿素材のパーカーは乾きにくいもの。「ハンガーの肩の部分にタオルを巻きつければ、前身頃と後ろ身頃の間に風が通って早く乾き、型崩れ防止にもなります」。乾きにくいフード部分はフワッと裏に返し、風もフード部分から当てると◎。

フードつきパーカー

●シャツ

 干す前に衿と袖にだけ先にアイロンをかけると、ビシッっときれいな仕上がりに。「アイロンの熱で早く乾く効果もあります」。ハンガーにかけて形を整え、第一ボタンをかけて干しましょう。

シャツ