もむだけで健康になると話題のふくらはぎマッサージ。「ふくらはぎをもみ、血行をよくして体の内部から温めてあげれば、冷えや冷え性から派生する様々な症状を改善します。疲れにくく、病気になりにくい体質にもなります」。そう言うのは、ベストセラー本の著者で鍼灸師の槙孝子さん。1日5分からできる、正しいふくらはぎのマッサージのやり方を伺いました。

鍼灸師の槙孝子さん
ベストセラー本の著者で鍼灸師の槙孝子さん
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ふくらはぎをもむと健康になる!!

 ふくらはぎをもむと、全身の組織に血液が行き渡り、体を内側から活性化。冷え性や肩こり、腰痛が改善するほか、便秘の解消や、ダイエットや美肌など美容面でもよい効果が!

ふくらはぎをもむと健康になる!?

●こんな症状に効果があります

・冷え性
・肩こり
・腰痛
・便秘
・ダイエット
・美肌

1日5分からOKのふくらはぎマッサージのやり方

 ふくらはぎマッサージは継続することが大切。最初はトータルで5分くらいから始め、徐々に回数と時間を増やしていくとムリなく続けられます。

●まずは手軽に「ながら」でできるイスを使ったマッサージをマスター!

1.両手でイスをしっかりとつかみ、左足のひざに右足のふくらはぎを軽くのせる

2.右足を上下に動かしてふくらはぎの中央をマッサージする

3.外側、中央、内側と位置を変えて、2のマッサージをそれぞれする

4.左足も1~3を行う

※マッサージをするときに注意すべきこと

 微熱があるときは体力を消耗するので、マッサージは禁止。また、ふくらはぎや足首、ひざのケガや炎症があるときもNG。また妊婦、手術後やケガをしている人は医師に相談してください。

【槙 孝子さん】

鍼灸師、東京・お茶の水にある「身心健康堂」院長。ふくらはぎマッサージ療法の施術・普及に取り組む。著書に『

長生きしたけりゃふくらはぎをもみなさい

』(アスコム刊)