畳や障子を現代風に取り入れたインテリアが、おしゃれで落ち着くと、今注目されています。
今回ESSEが取材したのは、和風のつくりの家に洋風のソファやDIYした家具、グリーンを組み合わせたセンスが光るmiiさん宅。
和の雰囲気を取り入れながら、家族みんながすごしやすい収納&インテリアのつくり方を教えてもらいました。
和のテイストの家に自由な発想を取り入れて家族みんなが心地よく
「和の家は、木のほっこりした感じが家族がくつろぐ空間にぴったり。障子に庭の木の影が映るのを見ると気持ちが落ち着きます。ただ、子どもは男の子2人で、夫も私も甘いテイストよりかっこいいものが好き。インテリアは、“ちょっとかっこいいけど居心地がいい”というバランスを意識しました」と語るmiiさん。
リビング・ダイニングから続く和室は常に引き戸をあけて開放。空間が広がり、子どもたちが自由にかけ回ることができます。
●和の空間に洋風のテーブルで、ミックス感を楽しむ
以前はキッチンの作業台に並べて使っていたダイニングテーブル。「ソファダイニングに憧れ、ソファに合った使いやすい高さに脚をカット。障子窓とも自然とマッチしました」
テーブルを低くすると、目線をじゃまするものがなくなり、空間に広がりができます。和室との統一感も一気にアップ!
●家のどこからでも見える時計が空間のアクセントに
両面に文字盤のあるステンレスの時計をLDKの中心に取りつけて。「リビング側からもキッチン側からも見られて便利。ちょっと辛口なデザインも好みで、部屋のアクセントに」
●リビングの中心に家族で楽しむ黒板スペースを
家を建てて最初にDIYした大きな黒板をリビングの壁の中心に。和のインテリアにもなじんでいます。
「子どもたちがお絵描きや字の練習をしたり、メモや家族へのメッセージを書いたり…。わが家には欠かせないアイテムです」
家族の誕生日祝いに記念撮影。
運動会の前に、子どもへのメッセージを書いて応援する使い方も。
●和室に体操マットを敷き、子どもの遊び場に
転んでも当たりがやわらかい和室は、子どもの遊び場としてもぴったり。「器械体操を習っている下の子が、マットを敷いて練習することも。リビングから続いていて広々使えるので、いつでも子どもたちがかけ回っています」
●プリント、カレンダー、文具を死角にまとめて使いやすく
リビングの階段脇の壁は、出入り口からは死角になる場所。
「プリント類、カレンダー、壁かけタイプの文具立てをここにまとめておけば、学校の行事や予定をすぐメモできます」