おなじみ和食の「ここが難しい!」「失敗なくつくるには?」という読者からの悩みや疑問を人気の和食料理人・笠原将弘さんがズバリ解決!おいしさの決め手となるポイントを押さえて、和食上手になりましょう
和食のキホン!煮物の味つけの順番
和食では「さしすせそ」(砂糖、塩、酢、しょうゆ、みそ)の順に味を加えるのが基本。これを守れば、深みのあるおいしさになります
●最初に砂糖を入れる
すべての画像を見る(全2枚)素材にしみ込みにくい糖分は最初に。みりんは調味料として入れるなら最初に、照り出し用としてなら最後に入れること
●最後にしょうゆを入れる
塩分を含むしょうゆは、先に入れると素材がかたくなってしまうため、あとから入れる。これは、風味を飛ばさないためでもある
【笠原将弘さん】
東京・恵比寿にある日本料理店「賛否両論」店主。独創的な感性と卓越した料理センスから、和食界のホープとして注目されている。雑誌やテレビ、料理教室など幅広い分野で活躍中。簡潔でわかりやすいレシピも人気
― 簡単にプロの味!和食の基本Q&A ―