秋は過ごしやすい季節と言われますが、空気の乾燥や日中の寒暖差で、意外と体調を崩してしまいがち。
そんなときは「お酢」の疲労回復パワーに頼りましょう!
自らも免疫力を高めることを意識した食生活を実践している料理研究家の藤井恵さんに、酢の簡単なつくりおきを教えてもらいました。
時間のあるときにササッと仕込んでおけば、いつでも手軽に酢のおかずが楽しめますよ。
いつもの料理にプラスで免疫力アップ!酢のつくりおき
ニンニクは、滋養強壮効果に優れた疲労回復を助けてくれる食材。ショウガには血行を促進して体を温める作用があるので、免疫力もアップ!
●ニンニクショウガ酢
【材料(つくりやすい分量・2カップ分)】
・ニンニク、ショウガ 各2かけ
・酢 1と1/2カップ
【つくり方】
(1) ニンニク、ショウガは薄切りにする。
(2) 保存容器に(1)を入れて酢を注ぎ、冷蔵庫で保存する。
[全量99kcal]
【使い方】
ギョーザのつけダレに。塩を加えてから揚げの下味に使ったり、しょうゆと砂糖を加えて魚を煮てもおいしい。
・保存期間/冷蔵で10日ほど
ニンニクショウガ酢を使って!免疫アップレシピ
●豚ショウガ酢焼き
【材料とつくり方(4人分)】
(1) 豚ショウガ焼き用肉300gにニンニクショウガ酢、しょうゆ各大さじ3をもみ込み、10分ほどおく。
(2) フライパンにサラダ油大さじ1を中火で熱し、(1)を焼き、砂糖、みりん各大さじ1を加えて味をからめる。器に盛り、サラダ菜適量を添える。
[1人分262kcal]
●サンラータン風スープ
【材料とつくり方(4人分)】
(1) シイタケ4枚は石づきを除いて薄切り、豆腐(絹ごし)1/2丁は細切り、万能ネギ2本は小口切りにする。
(2) 鍋に水3カップ、顆粒鶏ガラスープの素小さじ1、(1)のシイタケを入れて煮立て、ニンニクショウガ酢大さじ4、しょうゆ小さじ2、塩小さじ1/2で調味する。
(1)の豆腐を加え、再び煮立ったら水溶き片栗粉(水大さじ2、片栗粉大さじ1)でとろみをつけ、卵1個を溶きほぐして回し入れ、ふわっと浮いたら火を止める。器に盛り、(1)の万能ネギを散らしてラー油、粗びきコショウ(黒)各適量をふる。
[1人分71kcal]