忙しくて時間がなく、ついつい自分のことは後回しになっていませんか? ふと鏡に映った疲れきった自分を見て、びっくりするということも。
今回は、美容のプロでありながら、プライベートでは家事にも大忙しの6名に、「がんばりすぎずにキレイになれるヒント」を聞きました。「最近、美容のやる気が起きない~」と感じている人も、簡単にまねできることもあるので、ぜひ読んでみてください。
がんばりすぎないでOK!美容のプロからキレイになれるメッセージ
●小林ひろ美さん(美容家)からのメッセージ
今の状況と上手につき合いながら楽しく生活するためのキレイを!
スキンケアをするのは、洗面所や鏡台の前だけではありません。いつもの心地よく暮らすために美容を利用して暮らしのなかに、キレイになれるチャンスはあふれています。まずは、キッチンやテレビの前、トイレなど日々の生活で必ず通る場所、立ち止まる場所に保湿アイテムを置いて美容動線をつくってみて!
「抜けないトンネルはない!」と信じて、マスクを取ったときに思いっきり楽しめる肌でいられるよう、肌はもちろん心のキメも整えておきましょう!
●石井美保さん(美容家)からのメッセージ
スキンケアもメイクも、自分のために。心地よく暮らすために美容を利用して
スキンケアやメイクは、この2年で、他人のためにするものじゃなくて「自分が心地よく暮らすためにするもの」に変化したと思っています。だからこそ「人と会わないならメイクしなくていいよね」と思わず、他人や家族の評価はいったんおいて、自分をウキウキさせるために美容をやってみて。ふと鏡に映り込んだ姿に「自分っていいかも」と感じる瞬間が増えたら、ステキなことですよね。
●長井かおりさん(ヘア&メイクアップアーティスト)からのメッセージ
マスクだし「まだリップはいいかな~」、そう思うなら、塗らなくてもいいんです!
メイクに気乗りしない日、コロナ禍で増えましたよね。それでいいんです、私だって気持ちがアガらない日はノーメイク!(笑)。やりたいときにやればいい。でも「やったらすっごく楽しいよ!」というメイクを、今回のビューティブックではお届けしています。しかも心地よさにもこだわった「快適コスメ」だけチョイスしたので、ぐっとくるものがあったら使ってみてください。がんばりすぎず、お気楽にね!
●浜島直子さん(モデル)からのメッセージ
“若さ”は過去にしがみつくことではなく、前を向くこと! 一緒に前を向きましょう!
昔は海外ロケの過酷な環境でほっといてもOKだった肌も、出産や年齢とともに少しずつ肌状態が下降気味に…。そんなとき、「化粧水ひとつで肌が変わった!」と実感してから、いろいろなコスメを試しては、自分の肌と向き合い日々研究中です(笑)。じつは今、人生でいちばん美容に気をつかっています! やればやるほど自分の肌のことがわかってきて、見た目にも変化がある“美容”は、心も元気にしてくれるパワーがありますね。
●佐治なぎさ先生(皮膚科医)からのメッセージ
「洗顔・保湿・UVケア」ができていればOK! まずはシンプルケアを続けましょう。
自分のスキンケア時間がゆっくりとれない…そんな悩みを抱えている方こそ、ぜひ積極的に自分に手をかけてみてください。とはいえ特別なことではなく、一見地味な「洗顔・保湿・UVケア」の積み重ねが、必ず10年、20年後に返ってきます! 肌も年齢とともに年をとりますが、「今、できるだけいい状態」を長く保つことが、美しく年を重ねる近道です。
●工藤由布さん(ヘアスタイリスト、インスタグラマー)からのメッセージ
ふと鏡に映る印象が明るくなるヘアアレンジは、心の栄養剤です。
お出かけのためのヘアアレンジではなく、「やりすぎなくても、やっている感」のあるデイリーアレンジをぜひマスターして! ふと鏡やガラスに映ったときの印象がパッと明るくなりますよ。「ひとつ結びがかわいくできた! 後れ毛や前髪がいい感じ!」そんな小さな変化が、家事や育児のモチベーションも上げてくれるはず!