もうすぐハロウィーン。ライフオーガナイザーの佐藤美香さんは、100円グッズや冷凍ストックを使い、普段の暮らしにハロウィーンを取り入れているそう。そのアイデアを伺いました。
いつもの食事やお弁当、おやつに少しだけハロウィーンを取り入れるコツ
急に寒くなってきました。10月はハロウィーンにかこつけて、ママ友や子ども達とワイワイやるのが楽しみのひとつでしたが、大勢でワイワイするのはまだ難しそうですね…。とはいえ、少しでもイベント気分を楽しみたいところ。
わが家では日頃の食事やおやつに、ハロウィーン要素を取り入れています。ハロウィーンの時期にわが家で大活躍する「ダイソーの耐油紙ベーキングカップ&ピックセット」と、あると便利な冷凍ストックについてご紹介します。
●毎日のお弁当に、少しだけハロウィーンを添える
夫、高校生、中学生のいるわが家では、毎日3人分のお弁当をつくります。毎日のことだけに、ついついやっつけ仕事になりがち。
すべての画像を見る(全9枚)そこで、ハロウィーンの近くは、お弁当のおかずやご飯の色を、オレンジ・黄色と紫色を意識して、いつもより少しだけがんばってつくります。
キャラ弁ではないので、ご飯を丸めたり食材を切ったりはしません。
そこに、ダイソーのピック&カップをプラス。これでグンとハロウィーン感が増します。
オレンジ・黄色と紫色って意識してみると、意外と難しいですね。紫色はナスばかりになってしまいます。
ナスは冷凍ストックしておくと、簡単におかずがつくれるので便利です。手軽なので、お弁当にも入れやすい。
写真は、素揚げしたナスを冷凍しておいたもの。電子レンジで加熱解凍して使います。
麺つゆとカツオ節を和えてお弁当に入れたり、つけ汁に入れ揚げびだしにしたり、お肉と合わせてみたり、アレンジしやすいですよ。
●休日の朝食も、色を意識してハロウィーン仕様に
休日など時間がある日の朝食も、黄色・オレンジ色と紫色を意識してみます。といっても、ヨーグルトにブルベリージャム、サラダに紫キャベツなど、ちょっとたすだけ。
あとは、カボチャスープやコーンスープなど、スープをオレンジや黄色系のものにしたり、フレンチトーストをつくったりしています。最後にピックをさして、ハロウィーンをアピール。
朝から、フレンチトーストやスープをつくっているのかというと、ここでも冷凍ストックが活躍しています。時間のあるときに、大きなフライパンやホットプレートで、一気にフレンチトーストをつくって冷凍しています。
フレンチトーストが冷めたら、1つずつラップで包み、保存袋に入れて冷凍。食べるときは、電子レンジでチンするだけ。家族のお留守番時のおやつにも便利ですよ。
また、スープをつくる際には、冷凍ストック分も一緒に多めにつくるようにしています。
写真は、カボチャとタマネギを少なめの水で煮て、フードプロセッサーで攪拌したもの。薄く平たくして冷凍しています。
あらかじめ濃い味つけをしておけば、あとは牛乳や豆乳と一緒に温めるだけ。薄く冷凍しているので、ぽきぽき折って鍋に入れていきます。
数分でカボチャスープができあがるので、朝だけでなく、仕事で帰りが遅くなったときなど、時間がないときにも便利です。
●雨の日のオヤツは、つくる&食べるで楽しむハロウィーン
小さなお子さんのいらっしゃるご家庭では、雨の日はお子さんとの過ごし方も工夫が必要ですよね。
粘土遊びの延長で、オヤツをつくってみてはいかがですか?
写真は、かぼちゃまんじゅうをつくっているところです。ここでも、冷凍ストックが活躍しています。
カットかぼちゃを購入するよりも、1個で購入する方が安いことが多いので、1個購入して使いきれない分をゆでて潰して冷凍しています。
あとは、ホットケーキミックスや薄力粉など、家にある材料でつくれるお菓子をネット検索して挑戦。
子どもとつくるときれいな仕上がりばかりとはいきませんが、大丈夫! 裂けた部分や、具材が出てしまった部分も、ピックがかわいく隠してくれます。
園や学校の行事や、楽しみにしていたイベントも、縮小や中止が続いています。寂しい思いはありますが、少しでも家での楽しみ方を考える機会に変えていきたいと思います。