洗った後の食器を乾かしておく水きりカゴ。食器洗い機の普及が進んでいますが、水きりカゴはやっぱり台所にあったほうが便利という人が多い様子。ESSE読者328人にアンケートを実施し、実際に使っている人、使っていない人、使うのをやめた人たち、それぞれの声をご紹介します。
すべての画像を見る(全11枚)世代を問わず使われ続けているキッチンの水きりカゴ。本当に必要?
まずは「水きりカゴを使っていますか?」というアンケートの結果をご紹介します。
結果はこのとおり。
・使っている…151人
・以前は使っていたがやめた…89人
・もともと使っていない…88人
※やめた人+使ってない人のうち63人が水きりカゴを三角コーナーと勘違いしていました(コメントは後ほどご紹介します)
使っているのは約半数と、キッチンに水きりカゴというのは当然の風景のようです。
「水きりカゴって使ってない人っているのかなぁ? と思うくらい当たり前のものだと思ってました」という人もいました。
実家で母親が使っていたから習慣的に使用しているという人や、夫が結婚前から愛用していたキッチン用品だったから使い続けている人など、食器洗い機の有無に限らず、今も水きりカゴを愛用している人がたくさんいます。
使っている人、やめた人、もともと使っていない人それぞれのコメントをご紹介します。
●水きりカゴを使う派のさまざまな理由
「5人家族で使用する食器の量が多いので、大きめの水きりカゴが必要です。水が自然に流れるものを使用しています」(千葉県・YSさん・43歳)
「洗い終わった食器をふく習慣がなく、実家でも使っていたので水きりカゴを使っています。2段になっているものは、たくさん食器を乾かせるのに、あまり場所を取らないので重宝しています」(三重県・SSさん・29歳)
フライパンや鍋などの大きな調理器具や漆器などの食器洗い機NGのものを洗うことが多い場合に水きりカゴがあると助かりますよね。2段式になっている水きりカゴはキッチンの省スペースに一役買っているようです。
●一度はやめたけど…。水きりカゴに戻ってきた人たち
「水きりカゴのない生活に挑戦してみたこともありますが、私にとってはかえってやりづらく1週間で挫折しました。こまめにサッと洗って自然乾燥させておけるので、ふく手間も省け時短になる水きりカゴはわが家には必須です」(埼玉県・SMさん・32歳)
「基本的に食洗機ですが、プラスチックのコップなど、食洗機が使えないものを乾かす用にステンレスの小型のものを使っています。マイクロファイバーの乾かすマットも使っていたのですが、コップを逆さにして乾かすと、内側に水滴がついて乾かず、生乾きの臭いも気になったので、使うのをやめました」(群馬県・IMさん・38歳)
「水きりカゴをやめて、速乾ふきんに置いていたこともありましたが、ふきんが臭って気になったので、結局水きりカゴに戻りました。わが家は水きりカゴはあった方が便利です」(奈良県・KAさん・29歳)
「以前はSNSの影響でカゴなし、吸水マットの上に洗ったものをおくようにしていましたがその分スペースがとられるし、使い勝手が悪かったのでシンクの内側に設置するタイプのステンレスのものを設置しました。食洗機で洗えない皿や鍋などを置くのにちょうどよいサイズなので、ずっとこのままのスタイルになりそうです」(北海道・TYさん・30歳)
「吸水マットを使用していたこともありますが、不衛生に感じたので水きりカゴに戻しました」(兵庫県・NAさん・48歳)