愛犬が散歩中にフンをした際、みなさんはどう処理をしていますか?地面に落ちたフンが柔らかかったりすると、拾うのが大変ですよね。そこで、フンが地面に落ちずにキャッチできるフン取りグッズ「フンキャッチ」を、100均で売っている材料で作ってみました。あわせて、100均ショップ(ダイソー)のフン取り袋についても試してみたので、参考にしてみてくださいね。

目次:

犬のフン取りグッズの作り方100均のフン取りグッズを使ってみたお散歩のフン処理と飼い主の義務について考える

犬のフン取りグッズの作り方

犬のフンとりキャッチ
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材料

突っ張り棒 25〜40センチ
ワイヤー
結束バンド
布テープ
グルーガン

作り方

ワイヤー

(1)直径13センチの円をワイヤーで作り、3〜4重にします。ワイヤーの両端部分は、円に巻きつけます。

(2)突っ張り棒を、円にしたワイヤーの間に差し込みます。その際、突っ張り棒は、伸縮の調整をしない方を差し込んでください。

(3)ワイヤーに布テープを巻いて、固定します。布テープは、ウンチ袋のズレ防止にもなるので、巻いておくことをオススメします。

ワイヤーと棒

(4)ワイヤーと突っ張り棒の接点を、結束バンドがクロスするように留めます。

ワイヤーと棒

(5)結束バンドで留めただけだと、突っ張り棒がワイヤーの間で回転したりゆるんでしまったりする可能性があるので、接着剤(今回はグルーガンを使用)で固定します。これで完成!

フンとりキャッチ

(6)使用の際は、完成した「フンキャッチ」の上にビニール袋をかぶせます。フンの重さでビニール袋がはずれてしまうので、クリップなどで固定しましょう。

突っ張り棒は伸縮できるので、長さを調整しての使用が可能です。

今回、材料のワイヤーはブルーのワイヤーをチョイス。
100均ショップには、赤や緑などカラフルなワイヤーも売っているので、お好きなカラーを選んで作ってみてくださいね。

100均のフン取りグッズを使ってみた

せっかくなので、前々から気になっていた100均ショップ(ダイソー)のフン取りグッズを2種類購入して、使い勝手を試してみました。

ペットのフン処理袋10枚入り

ペットのフン処理袋

こちらは、ペットのフン処理袋10枚入り。
地面に排泄されたフンを拾うためのものです。
袋の色は乳白色で、トイレに流せる素材でできた袋と紙がセットになっています。

ペットショップなどで売られる類似品と比較すると、100均のフン処理袋は枚数が少なく、1枚当たりの単価が高めの傾向に。
その代わり、袋と使用されている紙については、少し厚めで丈夫な印象を受けました。
もちろんこれは、比較する商品によると思います。

お散歩マナー袋骨型ケース付60枚

お散歩マナー袋骨型ケース付60枚

こちらは、お散歩マナー袋骨型ケース付60枚入りのもの。
マナー袋を入れるための骨型のケースは、リードやお散歩バッグに引っ掛けることができて便利。

1パック使い終えたら、次のパックをケースに入れ替えて使用します。
袋だけでも販売されているので、使い終えたら買い足しが可能です。

半透明の袋には、犬の肉球がデザインされたプリントが。
ロール状になった袋は、切り取り線入り。最初は少し切り離しにくかったですが、徐々に慣れていきました。

色と柄の効果で透けにくいとはいえ、オススメは、適当な長さに切ったトイレットペーパーを袋の中に入れておくこと。さらにフンが隠れますし、フンをキャッチし損ねた場合も便利です。

お散歩のフン処理と飼い主の義務について考える

マナー

散歩時の「犬のフン放置」については、社会問題のひとつとなっています。

道や公園などに犬のフンが落ちているのは衛生面でもよくないですし、犬の飼い主のマナーの悪さを知らせることにもなってしまいます。犬のフンの処理をきちんとしている飼い主にしてみれば、これは、とても迷惑な話。

自治体も様々な対策をしています。放置されている犬のフンの周囲を、チョークでマーキングして飼い主に警告! そんな取り組みをするために、チョークの配布を行う地域も。

本来はそのようなことがなくても、飼い主が責任をもって処理をするのが当たり前。フンの処理ができていないと、犬の立ち入りが許可されている公園も、やがて禁止になってしまう可能性も…。

そのようなことのないように、飼い主にはぜひこの機会に、“お散歩の時のフンの処理”について、もう一度考えてみて欲しいと思います。