手に入りやすく家計に優しい牛切り落とし肉も、人気料理人・笠原将弘さんの手にかかればごちそうに。鳥取県琴浦町自慢の大粒のブルーベリーをソースにした、手軽でおしゃれなもてなし料理。ぜひ、つくってみて!
肉質日本一に輝いた鳥取和牛で、特別感倍増!
笠原さんが使用したのは、和牛の全国品評会で肉質日本一に輝いた「鳥取和牛」。うま味成分のオレイン酸を多く含み、まろやかな口溶けが楽しめるブランド肉は、さっと火をとおすだけで極上のおいしさ! 宝石のようにちりばめた甘酸っぱいブルーベリーソースが相性抜群です。
●鳥取和牛の焼きしゃぶ ブルーベリーソース
鳥取和牛切り落とし肉(肩ロース、モモ)…400g
ブルーベリー…100g
タマネギ…100g
ニンニク…1かけ
サラダ油…大さじ2
A[酒、みりん、粒マスタード各大さじ2 しょうゆ、酢各大さじ1]
塩、粗びきコショウ(黒)…各少し
クレソン…1束
【つくり方】
(1) タマネギ、ニンニクはみじん切りにする。
(2) ソースをつくる。フライパンにサラダ油を中火で熱し、(1)をしんなりするまで炒める。ブルーベリーを加えてさっと炒め合わせ、Aを加えて弱火で4~5分煮たら火を止める。
(3) 牛肉に塩をふり、強火で熱したフライパンに1、2枚ずつ広げ入れてさっと焼き、レア状態に火をとおす。
(4) 器に(3)を盛り(2)のソースをかけ、コショウをふってクレソンを添える。
笠原さんが使用した鳥取和牛とブルーベリーは、琴浦町のふるさと納税の返礼品としても申し込めます。
返礼品の「鳥取和牛しゃぶしゃぶ・すき焼き食べ比べセット」はこちら! 返礼品の「フレッシュブルーベリー」はこちら!うま味たっぷり! 鳥取で育まれたブランド和牛
鳥取和牛は、平成29年に開催された和牛の全国品評会「第11回全国和牛能力共進会」で肉質日本一に輝いた正真正銘のブランド牛。オレイン酸を豊富に含むことから、上品で甘味のある脂とまろやかな口溶けに定評があります。そんな極上の和牛を求めて笠原さんが訪れたのは、琴浦町にある「おぐら畜産農場」。大山山麓の豊かな自然に囲まれ、風通しのいいゆったりした環境で約450頭の牛を飼育しています。
「人なつっこくてかわいいですね」。牛舎に入るなり、牛のつぶらな瞳に吸い寄せられる笠原さんに、「角を切らず、ストレスを与えず、なるべく自然な状態で育てています。これがおいしい肉の秘訣なんですよ」と、代表の小倉真二さん。エサにもこだわっていて、稲わらの半分以上は良質な琴浦町産のものを使用。さらに、「トウモロコシや麦にはおからやビールかすを混ぜて発酵させています。こうすると、人間がヨーグルトを食べるように腸内環境が整い、健やかに育つんです」。そんな小倉さんの言葉に、「誠実に愛情を込めて育てていることが伝わってきますね」と、鳥取和牛のおいしさを確信した笠原さんでした。
ひと粒ずつ丁寧に摘みとった大玉で香り豊かなブルーベリー
初夏から夏にかけて、収穫のピークを迎えるブルーベリー。「アグリネット琴浦」が運営する農園では、大山を望む広大な土地に8種類、約400本のブルーベリーを栽培。大粒でフレッシュな甘味と香りが人気を呼び、摘み取り体験に訪れる人も多いとか。「このあたりは酸性の土壌が広がり、ブルーベリーの栽培に最適。この土地の気候に合うよう品種改良を重ねた結果、大きくて甘味の濃いブルーベリーがたくさん収穫できるようになりました」と話すのは、取締役総務部長の山本博通さんです。
笠原さんが訪れたときは、残念ながらまだ実はなっておらず、代わりにスズランのように可憐な白い花が一面に咲いていました。好奇心から花を食べてみた笠原さん。「あっ、ほのかにブルーベリーの味がします! 料理の飾りにも使えそうですね」。園内のあちこちに置いてあるミツバチの巣箱にも興味津々。山本さんいわく、「ミツバチがせっせと受粉してくれるおかげで、甘い実がなるんですよ」。ひと粒ずつ丁寧に摘み取られたブルーベリーは、琴浦町の夏の味覚として親しまれています。
まだまだあります! 琴浦町のふるさと納税はこちら 琴浦町の情報はこちら!【笠原将弘さん】
東京・恵比寿にある予約が取れない名店『
賛否両論』店主。朝の情報番組『ノンストップ!』内ESSE連動コーナー「笠原将弘のおかず道場」をはじめ、テレビや雑誌など幅広い分野で活躍中。『笠原将弘のプレミアムおかず100』(扶桑社刊)ほか著書も多数