掃除の行き届いた、すっきりとした家で暮らしたいもの。「でも、時間がなくてなかなかそうもいかない」という忙しい人は多いのではないでしょうか。その一方で、きれいに暮らしている人がいることも事実。『ラクしてスッキリ シンプル家事』という、家事効率にまつわる著書もあるインスタグラマーのnikaさんもそんなひとりです。
すべての画像を見る(全4枚)やるべき掃除をルーティン化しておけば、迷わずに体が動く!
さぞ掃除や片づけをがんばっているのかと思いきや、シンプルな家事で、ラクをしながらすっきりとした暮らしを実現しているそう。そのコツをnikaさんにうかがいました。
●掃除の効率を考えるということ
「新婚当時は掃除の知識もなく、“汚れるまで放置”していました」というnikaさん。お風呂の排水口はドロドロ、床はホコリや髪の毛だらけ。汚れをためてしまった結果、掃除にも時間がかかって、毎日困っていたそう。
「そこで見直したのが、掃除のタイミングです」汚れのつきやすさ、落としにくさに応じて、朝と夜のプチ掃除、週1のお手入れ掃除、月1の念入り掃除、年1回の大物掃除という具合に、回数をルール化しました。
「疲れていたり、やる気がなかったりして、できない日もありますが、ルーティンワークにしていれば、汚れがたまってウンザリ…とまでにはならなくなりました」
●「お掃除リスト」をつくってルーティン化!まずは頻度を知る
掃除のタイミングは、「お掃除リストをつくってみて、自分の理想の頻度に振り分けてみました」。たとえば、ホコリ取り、冷蔵庫ふきは週1回、床ふき、お風呂の念入り掃除、ゲタ箱ふきは月1回というように、リスト化。毎日、週1、月1、年2、年1と無理なくできる範囲で掃除のタイミングを決めてみて、うまくいったら続けてみる。できないときは翌月に回すなど、頻度を見直していきます。
リストがあると、掃除のペースもつかめるように。また、自分でつくったチェックボックスが、仕事をすますたびにチェックされることで達成感を得られるようになったそう。
●そもそも掃除がラクになる工夫をする
そもそも掃除がしやすいお家にしておくことも、ラクしてキレイを保つコツ。
「つるす収納は、メリットいっぱいです。棚や床に置きがちなものをつり下げれば、持ち運びしやすく、ホコリもたまりません。たとえば子どもの踏み台。折りたたみにして、床から浮かせてかけてみたところ、掃除のたびに移動する面倒から解放され、小さな不満があっという間に解消できました」。
不要なものははずしてしまうというのも手なのだそう。nikaさんのおうちでは、お風呂の棚、シンクの排水口のフタなどもありません。「いっそ外して、なくしてしまえば、汚れない!だから、洗わなくて済む!」のです。
いかがでしたか? すっきりクリーンなおうちがラクにできる家事の効率化、さっそく取り入れたいですね。