健康的にムリなくダイエットをしたい! というときにおすすめなのが、腸内環境を整えやせやすい体をつくり、さらには免疫力アップにもつながる「腸活」。
ここでは、腸のスペシャリストである、順天堂大学医学部教授、小林弘幸先生監修の「“やせる”腸活スープ」のなかから、時間がないときにあると便利な「下味冷凍」できる2つのレシピをご紹介します。コトコト煮込む手間なく、絶品スープがつくれるので、忙しい人にもぴったりです!
食べたいときに鍋に入れて温めるだけ!下味冷凍でラクうま「腸活スープ」
具材と調味料を一緒に冷凍し、食べるときは凍ったまま加熱するだけでできる“下味冷凍”スープ。冷凍している間に調味料がしみ込み、肉はやわらかく、魚は臭みが取れて、うま味は倍増!
●やせる下味冷凍スープ1:大豆入りミネストローネ【食物繊維3.5g】
残った野菜を入れておなかも冷蔵庫もスッキリ!
【材料(2人分)】
・ウインナーソーセージ 2本
・パプリカ(黄) 1/4個(40g)
・ズッキーニ 1/5本(30g)
・タマネギ 1/6個(33g)
・トマト 1個(200g)
・大豆(水煮・ドライパック) 50g
・ニンニク(つぶす) 1かけ
・A[白ワイン大さじ1 オリーブオイル大さじ1/2 顆粒洋風だし小さじ1/2 ローリエ1枚 塩小さじ1/3 コショウ少し]
・水 1カップ
・塩、コショウ 各少し
【下味冷凍のつくり方】
(1) ソーセージは1cm幅に、パプリカ、ズッキーニ、タマネギは1cm角に切る。
トマトはヘタを除いてざく切りにする。
(2) ファスナーつき冷凍用保存袋にAを混ぜ合わせ、(1)と大豆、ニンニクを加える。薄く平らにならし、できるだけ空気を抜いて密封し、冷凍する。
【食べるときは】
(2)の袋をさっと水につけるか流水にくぐらせ、表面を少し溶かし、中身を鍋に入れる。分量の水を加えてフタをし、中火にかけてときどきほぐしながら煮る。沸騰したらアクを除いて弱火にし、10分ほど煮る。味をみて塩とコショウでととのえる。[1人分128kcal]
●やせる下味冷凍スープ2:簡単サムゲタン【食物繊維1.7g】
手羽先と押し麦で、腸によく、本格的なスープがお手軽に完成!
【材料(2人分)】
・鶏手羽先 4本
・シイタケ 2枚
・長ネギ 1/2本(50g)
・A[酒大さじ1 ゴマ油小さじ1 塩小さじ1/2 コショウ少し]
・押し麦 大さじ1
・ショウガ(薄切り) 2枚
・水 2カップ
・塩、コショウ 各少し
【下味冷凍のつくり方】
(1) シイタケは石づきを除いて4つ割りにし、長ネギは3cm長さに切る。
(2) ファスナーつき冷凍保存用袋にAを混ぜ合わせ、手羽先を加えて袋の外からもみ込み、全体にからめる。(1)と押し麦、ショウガを加えて薄く平らにならし、できるだけ空気を抜いて密封し、冷凍。
【食べるときは】
(2)の袋をさっと水につけるか流水にくぐらせ、表面を少し溶かし、中身を鍋に入れる。分量の水を加えてフタをし、中火にかけ、ときどきほぐしながら煮る。沸騰したらアクを除いて弱火にし、15分ほど煮る。味をみて塩、コショウでととのえる。[1人分142kcal]
小林先生監修の最新刊『
本当にやせいたのならこのスープを毎日飲んでください』(扶桑社刊)では、今回紹介した下味冷凍の腸活スープのほか、大満足の具だくさんスープ、レンチンで簡単につくれるスープなど、健康やせにぴったりな腸活スープが満載。ぜひ、チェックしてみてくださいね。