おせち料理に欠かせない「栗きんとん」。つくるのが大変…と思っている人にこそ試してほしい、時短テクを盛り込んだレシピを紹介します。
すべての画像を見る(全7枚)おせちに欠かせない「栗きんとん」。手間なくつくれるレシピ
面倒なサツマイモの裏ごしを省き、ざっくりつぶすだけ! ほっくりとした栗とおいしくからまります。
●粗ほぐし栗きんとん
【材料(4~5人分)】
・サツマイモ 2本(400g)
・栗の甘露煮 10粒
・クチナシの実(乾燥・あれば) 1個
・A[砂糖60g 水1/2カップ 栗の甘露煮のシロップ大さじ1 塩ひとつまみ(1g)]
【つくり方】
(1) 下ごしらえサツマイモは2cm幅の輪切りにして皮を厚くむき、半月切りにする(正味300g)。たっぷりの水に5分ほどさらし、水気をきる。お茶用パックにクチナシの実を入れ、厚手のグラス(またはビン)の底でたたいて粗くつぶす。栗はシロップをきる。
(2) レンジで加熱する
口径約20cmの耐熱ボウルにAを入れ、混ぜ合わせる(1)のクチナシの実をパックごと加え、サツマイモも加える。さっと混ぜて平らにし、ふんわりとラップをかけて電子レンジ(600W)で10分ほど加熱する。
(3) サツマイモを粗くつぶす
(2)のクチナシの実を煮汁にしっかりと浸し、ボウルの側面に軽く押しつけるようにして水気を絞り、取り出す。木ベラでサツマイモを粗くつぶしながら、水っぽい状態からぽってりとした状態になるまで混ぜる。
(4) 栗を加える
(3)に(1)の栗を加え、軽く混ぜ合わせる。
[1人分177kcal]
【使うとより本格的に!】
「クチナシの実」で色鮮やかに殻を割ったクチナシの実と一緒に加熱すると、サツマイモが鮮やかな黄色に!
殻が混ざらないよう、お茶用のパックに入れて調理を。