外出自粛が緩和し、これまでの“ステイホーム”から、気持ちの面でも体の面でもゆるやかに変化し始めています。この期間で運動量が減少したと感じる人は、体力の低下も考えられるので、“体の準備”をしっかりとしておきたいところ。

ここでは、サッカースクールが考案した、自宅で行える体力アップのためのトレーニングを、動画つきで紹介していきたいと思います。サッカーボールを使いますが、ない人はトイレットペーパーやクッションで代用してOK。子どもと一緒に楽しめますよ。

足の上にボール
ボールの代わりにトイレットペーパーを使ってもOK
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子どもと一緒に楽しめる!クッションやトイレットペーパーで体力アップトレーニング

東京や静岡、富山、関西などで複数のサッカースクールを運営する『FC.OXALA(オシャラ)』は、年少から小学生までの子どもを対象に、サッカー・フットサルのテクニックのみならずフィジカル・メディカル・メンタルの面でも世界に通用するテクニックを習得するための指導をおこなっています。

子どもたち

現在は、新型コロナウイルス感染症の流行による影響でグランドでの練習がおこなえない代わりにオンラインレッスンを実施しています。子どもはもちろん、大人も一緒に自宅で楽しめるトレーニングメニューの豊富さが魅力です。

●サッカーボールを足の甲に乗せるエクササイズ

【やり方】

足の甲とすねで挟むイメージでサッカーボールを乗せ、足は上げすぎずにキープします。
左右両方とも行いましょう。

動画のようにつま先を使って乗せるのが難しい人は、手で乗せてください。
サッカーボールがない人は、代わりにトイレットペーパーやクッションを使ってください。

【ポイント】

このトレーニングはすね(前脛骨筋・ぜんけいこつきん)がターゲット。
すねは、歩行時につまずかないようにつま先を持ち上げ足首を曲げたり、土踏まずのアーチを形成して地面からの衝撃を吸収したりする作用をもち、トレーニングをすることで次のような効果にも期待できるといいます。

・歩行時や運動時の疲労軽減 ・姿勢改善 ・捻挫予防 ・土踏まずつぶれによる過回内のO脚改善(アーチを立て直す) ・転倒予防(階段につま先が引っかかる人)

外出自粛期間で“歩く機会”が減った人も多いはず。まずはこのすねのトレーニングから始めてみてはいかがでしょうか。

動画ではさらに、足の甲に横向きに乗せたトイレットペーパーを蹴り上げ、手を叩いてからキャッチするレベル1の運動、同じように足の甲に乗せたトイレットペーパーを蹴り上げ、今度は体をクルッと一回転させてからキャッチするレベル2の運動も盛り込まれています。
難易度を上げながらチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

FC.OXALA

運営会社:一般社団法人PlusDeporte(代表理事 奥谷尚哉)
FC.OXALAサッカースクールは、現在、東京(6校)・静岡(2校)・兵庫・大阪・滋賀・富山で12校サッカースクールを運営し、東京では「OXALA TOKYO」というクラブチームを持つ。元Jリーガーや元Fリーガー、日本代表世代別、全国優勝経験、Jリーグ下部組織出身のスタッフが在籍する。