手に入りづらいマスク。繰り返し使用していると、どうしても見た目が悪くなってしまいます。そこで活躍するのが、マスクカバー。

主婦業のかたわらエッセイストとしても活動する若松美穂さんが、ペーパーナプキンでマスクカバーをつくる方法を教えてくれました。

赤い柄のマスク
ペーパータオルでマスクカバー
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ペーパーナプキンと両面テープで、簡単マスクカバー

マスク不足の昨今。わが家は、不織布のマスクを洗って使用しています。

あて布をしてアイロンをかけ、なるべくピシッとした状態で使いたいと思いますが、何度か使用すると、毛羽だって見た目が悪くなってくるのは仕方がないことですね。

マスクと赤い柄のマスクカバー

マスクカバーをわざわざ縫うのはな…と思っていたときにふと目についたのが、リビングにいつも置いてあるペーパーナプキンです。

長方形型のペーパーナプキンが、マスクの形にピッタリすぎるほどピッタリでした。

マスクカバーをつけたマスクと両面テープ

マスクを乗せて内側に折りたたみ、両面テープで止めるだけ。簡単です!

お裁縫はちょっと苦手、面倒なことはしたくないという私のような人には悪くありません。もともと口をふくためのものですから、肌に当たっても大丈夫。

三角の黒い柄のマスクカバー

四角いペーパーナプキンの場合はひし型に置き、マスクの大きさに合わせて手前から向こう側に、向こう側から手前に折って形を合わせれば、使うことができます。

黒い柄のマスクカバーをつけたマスク

同様に両面テープでとめます。四角いペーパーナプキンのいいところは、つくるときに幅を調整できること。

頬が広めで、覆う部分を広げたいという方は、上下部分を広く折り返せば、手持ちのマスクより大きなマスクにすることも可能です。

黒い柄のマスクカバーの上にマスク

私はお客様にお菓子をお出しする際にも使ったりと、家にはたくさんペーパーナプキンがあるので、さまざまなマスクカバーをつくってみました。

マスク6枚

ただ、マスクは派手じゃない方が好みというのが、わが家族の嗜好。

ペーパーナプキンでマスク

とくにいいなと思ったのは、IKEAの白地に青の点線が入ったペーパーナプキンです。

表面には2本のラインが見えるだけなので、「シンプルでいい感じ」と、気に入ってもらうことができました。

ペーパナプキンなら身近な場所で安く売られていますから、好みのデザインを選ぶ楽しみがありますね。

<息苦しい場合の対処法>

ペーパーナプキンによっては、そのまま使用すると息苦しくなるものもございます。
やわらかい素材よりも、ハリのある素材の方が息苦しさを避けやすいですが、 適宜ナプキンに穴をあけたり、切れ目を入れたりしてご調整ください。息苦しい場合は無理に使用しないでください。

※マスクは咳やくしゃみの症状がある場合の飛沫感染防止にお使いください。マスクは感染を確実に防ぐものではありません。
※マスクはなるべく顔に密着するように大きさやゴムの長さなどを調節してください。
※混み合った場所には行かない、手洗い・うがい、顔や目を手で触らない、アルコール消毒を心掛けましょう。
※マスクは洗ったり繰り返し使用することで効果が落ちる場合があります。