肌がゆらぎやすい時期。本当に肌のきれいな人はどういうお手入れをしているのでしょうか?
美肌で知られる“奇跡の40代”こと美容家の石井美保さんに、「朝のルーティン美容」について伺いました。
年齢に負けない!朝のスキンケアルーティン
朝20分のスキンケアが、石井さんのルーティン。一見長いと感じられるかもしれませんが、朝、丁寧にケアをして肌の土台を整えることで、メイクにあれこれ手を加える必要も、日中のメイク直しもいらなくなって、結果的に時短に!
●1:化粧水はたっぷりつけてうるおいを与える
<化粧水> すべての画像を見る(全8枚)アラフォー世代は乾燥しやすいもの。化粧水は、規定量よりやや多めの量を取り、手のひらで押し込むようにしてつけましょう。もっちりしたらうるおいで満タンになったサイン。
●2:乾燥しやすい目元は指を置いて念入りに
さらに乾燥しやすい部分に「追いたし」を。薬指と小指に化粧水を取ったら、下まぶたのカーブに沿わせるように指を置き、保湿しましょう。
●3:花粉シーズンは鼻の下も保湿して
花粉症などで鼻をかむことが多い人は、ティッシュが肌の油分を吸って鼻の下が乾きやすいもの。化粧水を「追いたし」した指で軽く押さえ、保湿します。
●4:目元は美容液と肌アイロンでピン!
<美容液>美容液を顔全体になじませて滑りをよくしたら、目元のシワを消す肌アイロンを。片手でこめかみを斜め上に引き上げ、薬指と小指でアイロンをかけるように目頭から目の下を10回滑らせて。
●5:ハンドプレスで美容液をなじませる
美容液を使って肌アイロンをしたあとは、手のひらで包むようにして肌全体に美容液を浸透させます。体温も加わり、浸透度もグーンとアップ。
●6:乳液・クリームは手のひらで包むようにして、肌全体に体温でゆるめる
<乳液・クリーム>化粧水のあとは、時間をあまりおかずにフタとなる乳液やクリームを。手に取ったら、手のひらを合わせるようにして体温でゆるませます。
●7:肌アイロンでほうれい線ケア
乳液やクリームを顔全体になじませたら、溝ができやすいほうれい線を肌アイロン。片手でこめかみを斜め上に引き上げ、薬指と小指をほうれい線の溝からこめかみまで10回滑らせて。
●8:ハンドプレスで丁寧に押し込む
手のひらで包むようにして、肌全体に乳液やクリームを押し込むようにします。ここまで丁寧に20分かけることで、もっちり吸いつくような肌になれます。