いつどこで起きるかわからない災害。今年は平和でありますように! と願いつつも、備えだけはしっかりしておきたいもの。
「地震はいつ起きるかがわかりません。そのため、地震対策はあらゆる時間帯に起きた場合を想定して、考えています」と語るのは片づけのプロであるライフオーガナイザーの森麻紀さん。
自宅内にそれぞれ適した非常用ライトを配置しているそう。詳しく伺いました。
災害が起きたときのために…家用の非常用ライト
●夜、寝ているときの非常用ライト
すべての画像を見る(全6枚)就寝中は、豆電球を使っている人もいると思いますが、“基本的には真っ暗or薄暗いのが前提”という状況。
そのために、寝室に購入したのが「UBUKATA PiomaここだよライトS UGL3‐W」です。
このライトは、震度4相当以上の地震(及び停電)が起こると自動でライトが点灯するというもの。
寝室の出入り口近くのコンセントを利用しているので、廊下まで照らしてくれ、安心感が違います!
ライトは充電式なので、日頃からコンセントに挿しておけば、電池ぎれの心配はありません。ただし、充電池の寿命は約3年のため、定期的に作動するかどうかの確認をおすすめします。
懐中電灯を準備しておいても、大きな揺れの間はそれを手にすることが難しいのではないでしょうか?
小学生の娘がひとりで寝ていることもあるので、娘のもとに駆けつけるときにも役に立つのではと思っています。
●お風呂に入っているときの非常用ライト
就寝時とは違い、電気はついていますが、地震がおさまったら“すぐに服を着たい”という状況。でも、停電になることも考えられます。
そこで脱衣所には、停電したら点灯するライト「旭電機化成スマイルキッズ ふくろう型停電灯 ATD‐100」を準備しています。
こちらもコンセントに差し込むタイプになります。
このタイプは、どちらもコンセントから外して携帯灯として持ち出すことも可能です。
娘が幼稚園児のときに購入。いざというときに少しでもなごむように、動物のフクロウ型を選びました。
お風呂には娘ひとりで入っていることもあるので、地震に限らず、突然の停電の中でのひとり風呂は不安でたまらないはずです。
そんなとき、できるだけ早く、私がお風呂場へ駆けつけられるように、脱衣所へのドアにもひと工夫。
蓄光テープをドアノブの廊下側にはっています。
これがあれば目印になりますので、すぐにたどり着けてドアノブを間違いなく触れます。
●夜にリビングにいるときの非常用ライト
リビングには懐中電灯もあるし、身近にスマホ(ライト機能)もあるので、最近までなにも用意していませんでした。
でもよく考えたら、地震が起きたらスマホは飛んでいくだろうし、懐中電灯も停電した夜だったとしたら、パッと取り出せるわけではありません。
そこで準備したのが「TOPLANDライト付きコンセントタップ」です。
リビングはコンセントが埋まってしまうとなにかと不便なこともあるので、コンセントタップとライトが一体型になったこちらの商品は画期的だと思います。
家の中の「明かり」だけでも、これだけの災害対策ができます。いざというときに慌てないために、必要なものをそろえていくといいかもしれませんね。