冬の「おうち時間」を少しでも楽しむために、温かみのあるインテリアにしたいですよね。
そこで、温かみとおしゃれさを両立する冬インテリアのコツを、読者のFさんに教わりました。Fさんは、17年前にリフォームした築約50年の自宅をすてきにアレンジして暮らしています。

ウール、ボア、ファーなど。温かそうな生地を部屋に取り入れる

モコモコのフェイクファーやボアは、見た目がほっこり温かいだけでなく、冷え対策にも。実用性も重視します。

●コタツは淡い色でまとめれば、見た目もおしゃれに

リビングにこたつ
重たくなりがちなコタツも色合いによりすっきり
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「インテリアとしての見た目が気になり、コタツをやめていたのですが、娘のリクエストで復活。テーブルにコタツ用布団とカバーをかけ、その上に木の天板をのせています」
コタツは存在感があるため、濃い色より淡い色でまとめた方が、すっきり見えるそう。

●モコモコバッグをつり下げる

もこもこバッグをつり下げて収納

外出用に使っているモコモコバッグを壁にディスプレー収納。

「クローゼット脇にあるので、出かけるときに、さっと取れて便利。夏は、カゴバッグや麦わら帽子をかけ、涼しげな印象にしています」

●クッションカバーをボアやウール素材に

ソファにクッション

クッションカバーも、リネンのものからウールやボアのものにチェンジ。

「見た目はもちろん、触った感じもふんわり。座るとお尻や腰回りが温かくて気持ちいいので、家族からも好評です」

植物で手軽に季節感を演出する

行きつけのお花屋さんに相談しながら選んでいる植物。手軽に季節感を演出できるところがうれしい!

●ころんとかわいい実ものを取り入れる

ヒメリンゴのディスプレー

ダイニングテーブルに置かれた、ヒメリンゴのディスプレー。

「リンゴの赤がかわいかったので、木の器に入れてみました。テーブルが華やかな雰囲気になります」

●ドライフラワーとカゴは相性抜群

カゴにドライフラワー

夏の間、ヒマワリなどの元気な色の花を飾っていたカゴには、落ち着いた色のドライフラワーをさりげなく入れます。

「気分に合わせて、カゴごと好きな場所に移動できるのも便利です」

●ふわふわした質感の植物をさりげなく

ドライのエノコログサ

先端が穂になったドライのエノコログサは、束ねて木の器へ。

「ふわふわ、モコモコした植物は冬にぴったりです」

●ガラス瓶の中に、植物で雪景色を再現

ガラス瓶にシナモンスティック

「ガラスのビンにシナモンスティックと木の実を入れ、冬の樹木のようなイメージで飾っています」。

白い実のついたナンキンハゼを入れると、雪が降ったような印象に!

まだまだある!買ってよかった温感アイテム

厳しい寒さを乗り越えるため、Fさんが使って「実際によかった!」と太鼓判を押すアイテムをご紹介。

●ひざかけにもなるフィンランドの羽織りもの

フィンランドのポケットつきショールを着る女性

フィンランドのポケットつきショールは「ラプアンカンクリ」のもの。

「普段はひざかけのように使っていますが、ちょっとした外出のときに、サッと羽織ることもできて便利です」

●ジョイントタイプのコルクマットで床の冷えを緩和

コルクマットを敷く女性

リビングに敷きつめたコルクマットは、もとはといえば犬のために敷いたもの。

「やわらかくて空気を含んでいるので、冬も暖か。人間にとっても、うれしいアイテムでした」