バッグがいつもふくらみがちで、持ち歩くだけでひと苦労…そんな状態におちいっていませんか?女性は荷物が多くなりやすいものですが、普段使いしているバッグには、いつの間にか不要なものが入り込んでいることが多々あります。

それを解決するおすすめの方法が、身支度の拠点をつくること。忙しい朝も身支度がサッと済み、忘れものもなくなり、荷物も軽くなる仕組みを、整理収納アドバイザーの甲島慶子さんに教えてもらいました。

バッグの中身は一か所に集めて、毎日出し入れする

●出かける際のレギュラーアイテムを集合させよう

身支度グッズ
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まずは、仕事やプライベートで出かけるときに、いつも持っていくものを一か所に収納します。わが家の場合は、引き出し式の大型収納ケースに。

【アイテムの一例】

・財布やポイントカード
・手帳や名刺
・ハンカチやティッシュ
・メイクグッズ
・生理用品
・エコバッグ
・メガネやサングラス
・日傘や折りたたみ傘
・鍵
・読みたい本など

季節の変わり目には、夏用のものと冬用のものを入れ替えるといいでしょう。
夏用…汗拭きシート、扇子、日焼け防止グッズなど
冬用…使い捨てカイロ、手袋など

●アイテムを集めておくことで、バッグを持ちかえても忘れ物をしにくくなる!

【バッグの中身の管理法】準備がサクッ!いらないものの持ち歩きも防げる!
【バッグの中身の管理法】準備がサクッ!いらないものの持ち歩きも防げる!

出かける前に、この中からその日必要なものをピックアップして、バッグに入れるだけです。持っていくものが一か所に集まっているから、忘れ物をしにくくなります。帰宅したら、バッグの中身をすべて出して、元の収納場所に片づけましょう。

バッグをからにする習慣をつければ、コーディネートに合わせて日々バッグを持ちかえて楽しむことができます。お勤めの方など、毎日同じバッグ、同じ持ちものでいいという人も、週に1度は全部のものを出して見直すことをおすすめします。

身支度の拠点は、生活動線に近いとさらに効率がいい!

生活動線に近いとさらに効率がいい

身支度をする場所ですが、必ずしもクローゼットに設ける必要はありません。むしろ、生活動線に近いところがいいでしょう。この間取り図で表したように、動きが集中する場所から近いところに拠点があると、準備しやすく、片づけやすいので時間を短縮できます。

ダイニングとリビング

わが家では、ダイニングとリビングの近くの動線が集中するところに、お出かけグッズの拠点を設けています。行ったり来たりしなくていいので、とても効率がいいです。