クリスマスは外で豪華な食事もいいですが、家で手づくりのごちそうを囲むのも、すてきな過ごし方。

大の料理好きとして知られるフジテレビの久代萌美アナウンサーは、毎年恒例で手づくりするものがあるそう。
久代家の定番メニューと、ひとり暮らししてから必ずつくるというチキンについて教えてもらいました。

料理
料理上手な久代アナ。クリスマスに必ずつくるものは?
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クリスマスは特別なごちそう!ブッシュドノエルが久代家の定番

もうすぐクリスマスですね。
今回は、私の定番クリスマスメニューをご紹介します。

●母と手づくりした思い出のブッシュドノエル

ブッシュドノエル

久代家のクリスマスの定番といえば、ブッシュドノエル。フランス語で「クリスマスの木」という意味で、かわいらしい切り株のケーキです。

小さい頃から、クリスマスになると、母と一緒によく手づくりしていました。クリスマスにしか食べられない特別感があり、毎回楽しみにしていたのをよく覚えています。

スポンジ生地にクリームを塗る

天板でココアのスポンジ生地を焼き、クリームを塗って巻き、土台のロールケーキをつくります。

周りにもクリームを塗るので、食べたときにこってりしすぎないように、中に塗るクリームは、生クリーム:クリームチーズ=1:1で固めにホイップしたものを使用します。

チョコクリームを塗る女性

ロールケーキを斜めに切り、メインの部分と、上に乗せる切り株に分けます。切り株をのせたら、飾りつけ。溶かしたチョコと生クリームでチョコクリームをつくり、周りに雑に塗ります。

ブッシュドノエルアップ

仕上げに、フォークを使って、波形の筋をつけ、樹皮を表現。この作業がとても楽しく、「あぁ、クリスマスが来たな~」と実感します(笑)。

●2日漬け込んだローストチキン

ローストチキン

続いて、ひとり暮らしを始めてから毎年つくっているのが、「ローストチキン」。

鶏肉屋さんで事前に骨付き鶏肉を予約して、しょうゆ・酒・はちみつ・ニンニク(お好みでハーブなとスパイスも)を混ぜたものに、クリスマスの2日ほど前から漬け込みます!

しっかりと中まで味がしみ込んで、しっとりジューシーに仕上がります。

オーブンで焼く際、途中で余ったタレをかけてあげると、いい照りがつきます。事前に漬け込んでおけば、当日はオーブンで焼くだけなので、とても楽です。

食卓

もう一品、クリスマスに必ずつくるのが、ニンジンのポタージュ。

クリスマスらしい、赤みの色合いが欲しくてつくり始めたのですが、ニンジン嫌いの私でも大好きな一品となったので、ニンジン嫌いのお子様にオススメです!

薄く切ったニンジン、タマネギ、しゃがいもをバターで炒めます。

全体がしんなりしてきたら、お水とコンソメキューブを加え、クタッとするまで煮込みます。野菜がやわらかくなったら、冷たい牛乳を加えて全体の温度を下げ、ジューサーにすべて投入し、なめらかにします。

鍋に戻し、塩コショウで味を調えながら加熱したら完成です。

一年に一度のクリスマス。クリスマスらしいメニューで気分を上げてみてはいかがでしょうか。

【久代萌美】

久代萌美さん

フジテレビアナウンサー。現在、『ノンストップ!』火・水のESSEコーナーに出演のほか、レギュラー番組多数。プライベートではパン教室にも通い中。公式インスタグラムは

@kushiro_moemi