大掃除をしなければ…。ベランダの窓はどんより汚れていて時間がかかりそう。でも、窓全体についた砂やホコリ、手アカ汚れは、じつは洗剤なしでも落ちるんです。ここでは、清掃と洗剤のエキスパートである茂木和哉さんに、時短掃除が叶う驚きの方法を教えてもらいました。
すべての画像を見る(全10枚)洗剤なしで窓ガラス・サッシをサッとお掃除!時短掃除術
●網戸を外し、掃除機で砂やホコリを吸う
新聞紙を敷いて、その上に外した網戸を置き、網戸に密着させるように掃除機をかけましょう。
砂やホコリを一気に吸引。茂木流の掃除の極意は“ホコリは濡らさない”こと。ホコリは水分を含むと、取り除くのに時間がかかります。乾燥した状態で取り除くのが正解です!
●マイクロファイバークロスを電子レンジで温める
水に濡らして絞ったマイクロファイバークロスを、お皿にのせて電子レンジにイン。
500Wで2分間ほど加熱します。これだけで洗剤なしでも汚れがスゴ落ち! 子どもやペットがいる家におすすめです。
「マイクロファイバークロスを電子レンジで温めると洗浄力がアップするので、洗剤なしでもピカピカに! これが時短のポイントです」(茂木さん)
●温めた&乾いたマイクロファイバークロスを両手に持ち、窓ガラスの内側をふく
電子レンジで加熱したマイクロファイバークロスを右手に持ち、窓ガラスの内側を上から下の順にふいて。
同時に、左手で乾いたマイクロファイバークロスを持ち、からぶきをしましょう。
●ウェットシートで窓ガラスの外側をふく
窓の外側についた汚れは、ウェットシートでも掃除できます。上から下へとふき、マイクロファイバークロスでからぶきして仕上げ。排気ガス汚れなどがひどい場合は、窓ふき用洗剤を使ってふき掃除をしましょう。
●変形歯ブラシを使ってサッシを掃く
土ボコリがたまっている窓のサッシは、絶対に濡らさないこと。水分が加わると、泥のようになって余計に汚れます。乾いた変形歯ブラシをサッシの溝にあて、サッと掃いてホコリを集めるだけでOK。
●ウェットシートでふく
乾いた土ボコリや髪の毛などのゴミを変形歯ブラシで掃いたら、ウェットシートでサッシをふき取ります。
汚れがごっそり取れました。最後にカギ部分のハンドルもふいて完了です。