もはや現代家庭の必需品ともいえるWi-Fi。しかし使うためにはルーターやモデムなどの機器が必要になります。
ここでは整理収納のプロであるライフオーガナイザーの下村志保美さんに、ルーターやモデムをすっきり配置・収納するためのコツを伺いました。
安全&電波を最優先!でもルーターやモデムを目立たせたくない!
家の中でスマホを使ったり、テレビやゲーム機、AIスピーカーを接続したりと、もはや家庭の必須家電ともいえるルーターやモデム。
目障りなものですが配線の都合もあり、置きたい場所や隠すことができる場所に思うように移動できないこともありますよね。上手に配置するための工夫をお伝えします。
●イケアのサイドテーブル&セリアのフェイクグリーンで目隠し!
私のオフィスは配線の都合上、ベランダ側の大きな窓に面した場所にルーターを置く必要がありました。
しかし、むき出しの状態が嫌でなんとか工夫できないかと、紙製やプラスチック製のボックスをかぶせて目隠しをしてみました。
しかし、しっかり覆ってしまうと熱がこもりそうで危険であることと、隠すことで電波が悪くなるのか、別の部屋でのWi-Fiのつがなりが悪くなりやめました。
すべての画像を見る(全11枚)そんなとき偶然IKEAで見かけたのがこのKVISTBRO(クヴィストブロー)。
本来の用途はメッシュの部分に収納もできるサイドテーブルのようです。
・イケア KVISTBRO クヴィストブロー 2999円(税込み)
これならワイヤーになっているので熱もこもらず、通信状態にも支障が出ません。
早速ルーターやモデムを入れてみました。
しかしやはりこれでは味気ないので、セリアで購入したフェイクグリーンで目隠しをすることに。
・セリア フェイクグリーンマット 100円(税抜き)
こちらも程よく隙間があります。
100円ショップで購入した結束バンドで固定します。
全面ではなく、室内から見える側だけ2枚使って目隠ししました。
上からのぞき込むとこんな感じです。
コードやケーブルは縛らずゆったりざっくり入れています。
天板には本物の観葉植物を置いているので、フェイクグリーンのニセモノ感も和らぎます。
●じつはこちらのアイテム…アウトレット品でした!
さてこの天板の上にライトやグリーンを置いているのにはワケがあります。
このサイドテーブルはイケアのアウトレットコーナーで見つけた商品。
天板に細かい傷がたくさんついていたので、ライトや観葉植物を置いて目隠しをしました。
今回かかったコストは1949円+220円=2169円でした。
●無印のバスケットを使って目隠し
私の友人は無印良品のバスケットを使って上手に目隠ししています。
友人宅は本棚の一番下にルーターを置いています。
手前に無印良品のバスケットを立てかけて目隠し。
バスケットがきちんと二つ収まっているようにみえるので見た目もスッキリ。
●なにかで代用するメリット
インテリアを邪魔するこれらの機器、専用の目隠しグッズも売られていますが、意外といいお値段ですし、唐突にそれが置かれているといかにも「隠しています」風に悪目立ちすることも。
自分が普段使っているものだったり、好みのテイストのものを使うことで、部屋の雰囲気も統一感が出ます。
またサイドテーブルやバスケットで「代用」していると、ルーターの目隠しとしての役目がなくなったとき、また別の用途で使うこともできます。