衣替えのタイミングで、増えすぎた服を減らしたい、と考える人も多いのでは? 今回ご紹介するのは、クローゼットを整理し、1000枚もっていた服を現在では約20枚まで減らすことに成功したファッションエディターの昼田祥子さん(40代)のケース。「最低限の枚数で秋冬を暮らす」ための工夫を教えてもらいました。
※ この記事は『服捨て 自分を解き放つメソッド』(講談社刊)より一部抜粋、再構成の上作成しております。
すべての画像を見る(全2枚)「体温調整用の服」を最小限にする工夫2つ
秋冬の気温差に対応するために、カーディガンやパーカなどの体温調整用のアイテムを何枚も抱え込み、そのせいで服が減らせないという方がいます。ここでは、私が実際に行っている、効率的に体温調整をしながら最小限の枚数で過ごす工夫をご紹介します。
●1:ウールインナーで“カイロ状態”をつくる
服で調整する前に、まずはインナーで体そのものを温めてベースをつくります。私の場合、インナーはメリノウール一択。長袖インナーとレギンスをそろえて全身をカバーしています。
メリノウールは羊毛の中でも繊維が細くてやわらかく、吸放湿性に優れているため、冬はしっかり暖かく、汗冷えも防いでくれる“天然のエアコン”です。
価格は安くありませんが、夏以外の3シーズンに対応できますし、縫製がしっかりしたメーカーのものを選べば3年は十分もちます。長く愛用できるので、結果的にコストパフォーマンスもよいのです。
秋の防寒は、ウールインナーだけで十分。冬も室内ならニットを1枚重ねる程度で快適に過ごせます。
私はコーディネートの手間を増やしたくないので、カーディガンのような羽織りものはもたないようにしています。外出時の寒さはアウターで調整します。
●2:気温差に応じたアウターをもつ
私のアウターは、合計4枚。春秋用にアウトドア用ジャケット、冬用には布帛(ふはく)のコート、やや薄手の中綿ロングコート、そしてもっとも防寒力が高いアウトドア用ダウン…。つまり、気温差に応じて役割を分担させています。
同じ役割をもつアウターを何枚ももつ必要はありません。さらに寒い日は、インナーダウンやストールを組み合わせれば、東京の冬から雪国まで幅広くカバーできます。
