フェーズ2:減らしたのにすっきりしない「モヤモヤ期」
すべての画像を見る(全5枚)極限まで減らした先にあるのが「モヤモヤ期」です。服は減ったはずなのに、すっきりしない…。ここからの行動が、ゴールにたどり着けるかどうかの大きな分かれ道になります。
ひとつは服を買うことをやめる道。断捨離した人の多くは「買ってはいけない」「ムダなことをしてはいけない」「失敗してはいけない」と、買うこと自体をセーブしがちです。
いざ買おうとすると罪悪感にとらわれ、今まで以上に買うと疲れるという方もいるでしょう。結果、思い込みが減っていかず、たとえクローゼットはきれいに見えていても、おしゃれの悩みからは解放されません。
もうひとつは、私が選んだ道。
それは「気にせず欲しいものを買い続ける!」
冒頭の図を見るとわかるように、私は「服捨て」最中も、ずっと買い続けています。捨てることに注力しながらも、買う手は止めませんでした。
じつはこの選択こそが、最終的に明暗を分けたと思っています。
減らしたのに買う行為は、自分を責めてしまう思考をもたらします。「服捨て」の中でもいちばんの難所かもしれません。
当時の私は、服を躊躇(ちゅうちょ)なく手放すことができるようになっていたので、買ったばかりの服をすぐに手放してしまうこともよくありました。買っては手放す、それのくり返し。クローゼットに根づかない服を見ると、「いったい私のクローゼットはどうなるんだろう?」と先が見えない不安で暗いトンネルを歩いているようでした。
ですので、同じ道を歩む方には、あらかじめお伝えしておきたいと思います。
「ものすごく辛いです! ですが、自分を責める必要はありません。むしろ堂々と買ってください。これは新陳代謝に必要なアクションです」
●服を捨てると同時に「買い続けた」理由
買いながら捨てるなんて、いいの? と罪悪感があるし、他人からも非難される行動かもしれません。でもこう捉えてみます。
マッサージを受けたあとは、水をたっぷり飲むからこそ老廃物が流れますよね。ファスティングしていても水分補給は必要です。家の換気は、空気を出すだけでなく窓をあけて新しい風を入れることで、こもった空気が自然に抜けていきます。
服との関係性を新しくするために、ただ減らすだけではダメなのです。流していくために、なにかを入れる、つまり服を買う行為が不可欠なのです。
買いたした服をクローゼットに入れたら、不思議としっくりこない服が出てきます。その服はまだ着られるかどうかに関係なく、今の自分には違うなと感じたら潔く手放します。
こうして新しい服が入ることで自分に必要のない服が出ていく…。自然な入れ替えが起こってくるのが第2フェーズです。
買いながらもモヤモヤするなら、順調に進んでいる証拠。安心して進んでください。
この循環をくり返した先に、自分にとって「これがあればいい」と必要最小限のものがつかめてくる状態が第3フェーズです。

