毎月の家計維持、節約に直結するのが携帯電話料金です。最近では大手キャリアが続々と値下げプランを発表。これまでは格安スマホの方が料金的にはおトクとされてきましたが、いよいよ混戦模様に…。結局どちらがおトクなのでしょうか?
携帯電話・モバイルの専門家、佐野正弘さんに、損しない選び方を教わりました。
携帯大手キャリアVS格安スマホどっちがおトク?
●満足度をとるなら今契約しているプランを見直すのがおトク!
スマホの“おトク”は、料金だけでは判断できないのが難しいところ。格安スマホは料金的にはおトクでも、通信速度が遅いという弱点があります。いくら料金が安くても、ネットにつながりにくければ、満足度は下がるので、必ずしもおトクとは言えません。
「格安スマホ」のなかでも注目されているのが、大手キャリアの傘下の「サブブランド」と呼ばれるもの。ソフトバンク系の「Y!mobile」とau系の「UQmobile」がそれです。料金は、これ以外の格安スマホよりは高めですが、通信速度は速くなるのが利点。
●まずは今のプランの見直しから
とはいうものの、格安スマホに乗り換える前に、データ通信量など現在の自分の利用状況を知ることが大事。ネットでも確認できますが、パスワードなどの入力が面倒という人は携帯ショップへ。利用状況に合った料金プランをアドバイスしてくれます。
また大手キャリアから新プランが続々と登場し、料金も下がっています。「格安スマホにしたら、使い勝手が悪くなった」とならないために、まず今のプランを見直すのがおトクと言えるでしょう。