どうも最近化粧のりが悪くてファンデーションが浮いてしまう、美白コスメを使っても顔色がくすんでいる…それはもしかしたら「顔そり」で改善するかもしれません。
貝印広報の竜崎絵里佳さんに、顔そりのメリットと方法について聞きました。
老舗刃物メーカーに聞く、意外な顔そりのメリットとは?
肌の明るさがアップしたり、メイクのりがよくなるだけでなく、余計な角質を落として透明感のある肌が目指せるなど、顔そりにはメリットがたくさんあります。
“毛の流れに沿ってそる”、“カミソリを持っていない手で皮膚を引っぱる”など、コツをおさえれば簡単に顔そりができますよ。
●顔そりのメリットとは?
・肌の明るさがアップし、透明感のある肌に顔のうぶ毛処理後は、肌の明るさやキメがアップ。さらに、うぶ毛をそることで、毛穴が引き締まって見えるうれしい効果も。
・メイクのりのいい肌にうぶ毛をそる際に、うぶ毛だけでなく、くすみのもととなる古い角質や毛穴汚れが除去されるので、透明感のあるツヤ肌につながります。血色感のあるすっぴん風メイクで仕上げるのもおすすめ。
・くすみのないツヤ肌に顔そりをした肌は、ファンデーションがうぶ毛にジャマされず、生え際まで均一に肌にフィットするので、時間がたってもムラが抑えられます。また、ファンデーションが毛穴に溜まりにくくなり、メイク崩れも防げます。
専門家に教わる!顔そりの正しい方法
●おでこ・眉
髪の生え際を1cmほど残して額の輪郭をそり、あとは眉に向かって下にそっていきます。このとき眉の上も1cmほど残しましょう。
眉の下も上から下に向かってそります。
●頬・こめかみ
頬は、目の下の頬骨のあたりを内側から外側へ向かって1回そり、あとは上から下に向けてそります。
こめかみも、髪の生え際を1~1.5cmくらい残し、上から下に向けてそっていきます。
●鼻・口・あご
鼻筋は上から下へ、小鼻は横に倒しながら、鼻の丸みに沿って上から下に向けてそります。同様に、鼻の下も、唇に向かって上から下にそります。
口角の付近は、外側から内側に向かってそっていきます。
●フェイスライン
フェイスラインも、上から下に向けてそります。あごやあごの裏側も、上から下にそりましょう。
同じ場所を何度もそらずに、1回でそり終えることが、肌にダメージを与えないポイントです。
こんなときどうする?顔そりQ&A
顔そりについて気になることを竜崎さんに質問してみました。
・正しい顔そりの頻度は?顔のうぶ毛の毛周期は約20日間。「3週間に1度」を目安にケアしてください。
・顔そりにおすすめのアイテムは?最初は敏感肌用カミソリを選びましょう。
貝印の「プリティー 敏感肌用フェイスL」は、刃先を包むガードの間隔が狭くて肌あたりが優しく、お肌への刺激が気になる方、初めての顔そりが不安な方におすすめです。
濡れタオルで顔をふいてきれいにした後、化粧水で肌を整えます。化粧水はアルコール成分の入っていないものがおすすめ。
最後に乳液やクリームで肌を保湿します。
普段のスキンケアを少し丁寧に行うイメージです。
生理中や日焼け後は肌が敏感になっているので、顔そりを控えてください。