ちょっと出かけるときにも「ないと困るかも」とあれこれバッグに入れて荷物が多くなりがちな人は多いのでは。
バッグが重いと身動きが取りづらく、肩こりや腰痛の原因になることも。
そんなバッグの中身問題の解決法として、「持って行きたいものをカテゴリー別ではなく時間別に分けると便利です」と教えてくれたのは、整理収納のプロであるライフオーガナイザーの下村志保美さん。詳しく伺いました。
荷物の少ない女性にあこがれる!「何時間出かけるか」で中身を固定
●「ちょっとそこまで」1時間以内なら、ミニバッグひとつで
すべての画像を見る(全7枚)夫を駅まで車で送る、徒歩数分のコンビニやスーパーに行くなど約1時間以内の外出であれば、免許証とクレジットカード、スマートフォンとリップクリームくらいあれば十分。チェーンつきのミニバッグに入れて出かけます。
念のために現金を1000円くらい入れていますが、買い物などはクレジットカードとスマホの中の電子マネーを使っています。
ポイントカードはスマホのアプリで管理できるものしか持っていません。カードを忘れたときとっても損した気持ちになることをストレスに感じるし、夫婦二人暮らしのわが家ではトクした、と感じるほどポイントが貯まることがないからです。
スマホも入ります!
持ち物はこれだけなので、肩こりの心配もなし!
鍵はフックになっているので、チェーンのところにぶら下げます。
●ランチなど半日から1日程度の外出は、バッグに「いつものセット」をポン!
仕事やショッピング、友達とのランチなど半日程度の外出のときは、以下の荷物を持って行きたいです。
ハンカチ、ティッシュ、マスク、ミントタブレット、名刺、スマホのバッテリーや充電器、イヤホン、印鑑、ボールペン、そしてお財布。
あまり現金は使いませんが、災害時などに備え、家にすぐに戻れないような外出時には多少の現金を持ち歩いています。
まとめるとこのくらい。ポーチごとバッグにポンと入れます。
またハンドクリームや日焼け止めはある程度大きさがあるので、バッグの中で迷子になりにくく、ポーチに入れるよりバッグについているポケットに入れることも。たいてい別のポーチにまとめ、必要に応じてバッグに入れています。
長時間の外出はこのバッグの中身をベースに、仕事道具や趣味の道具などを必要に応じて追加しています。
●荷物が多すぎたり忘れ物をしたり…根深いバッグの中身問題
以前はリップクリームやティッシュ、ミント、マスク、日焼け止めやハンドクリームはひとつのポーチにまとめていました。
するとちょっと外出するときでも、リップクリームを持って行きたいばかりにすべてを持ち出すことになり、バッグは大きく荷物は重くなっていました。
またスマホ関連としてバッテリーや充電器やイヤホンは別のポーチに入れていましたが、そうすると持って行くことを忘れることも。
今のこのスタイルにしてからいつでも身軽で、忘れものもありません。
●帰宅時の補充もラクちん
帰宅してからティッシュや名刺を補充したり、イヤホンやバッテリーを充電するときも、ポーチひとつをあければいいだけなので、忘れることがありません。
「ポーチに分ける」というとカテゴリーごとに分けた方がわかりやすい印象がありますが、外出する時間で分けてみると荷物が軽くなる、忘れ物がなくなる、補充忘れもなくなるというメリットがあります。ぜひお試しください。