9月1日は防災の日。ちょっとした知識があるだけで、もしものときに役立ちます。
ここでは82万人超のフォロワーをもつ警視庁災害対策課のツイッター(
)で話題を呼んだ、日常でも使える災害時のアイデアをご紹介します。
警視庁直伝!災害時にも日常にも役立つ豆知識3つ
●ペットボトルで洗濯物を乾きやすくする方法
避難生活中の洗濯はひと苦労です。部屋は狭いし、洗濯物も乾きにくい。少しでも早く乾かしたい、そんなときには針金ハンガーとペットボトルを使ってひと工夫。
すべての画像を見る(全9枚)(1) 針金とからのペットボトルを用意する。
(2) ハンガーの左右先端を潰してペットボトルに差し込む。
(3) 洗濯物(ここではTシャツ)の間にスペースができて、乾きやすくなる。
普通にハンガーにかけただけだと、写真のようになります。
災害時はもちろん部屋干しにも便利なアイデアです。
●10円玉で袋を簡単にあける方法
お菓子などの袋がなかなかあかないけど、避難所などでハサミがない…。そんなときは10円硬貨2枚を使って簡単にあけることができます。
(1) 10円硬貨2枚で袋を挟む。
(2) スライドさせると簡単に開く。2枚の硬貨をこすり合わせるようにしながらひねるのがコツ。
出先でお菓子の袋などをあけるのに、素手ではなかなかあけられないときにも使える豆知識。
10円玉以外の硬貨でもできますが、しっかりとした角があり、手になじむ大きさの10円玉がもっとも切りやすいでしょう。また、ほかの硬貨より財布の中に入っていることも多いはず。
●キッチンペーパーで簡易マスクをつくる方法
キッチンペーパーをじゃばらに折り、両端に輪ゴムをつけてホチキス止めすると、簡易マスクをつくることができます。
ホチキスの位置で大きさを調整できるのがポイント。
密閉性には少し欠けますが、砂ボコリ等は十分に防げます。
(1) キッチンペーパーをじゃばらに折る。両端に輪ゴムをつけたらホチキスでとめる。
(2) じゃばらを広げてマスクの形に整える。
ツイッターの初の書籍化となる
『警視庁災害対策課ツイッター 防災ヒント110』(日本経済新聞出版社・編/警視庁・取材協力、日本経済新聞出版社刊)には、ほかにも役に立つ情報が満載。人気ツイートを選りすぐり、110の項目にわかりやすく編んでまとめられています。こちらもぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。