事前に買い物しない日を決めてやりくりする「無買デー」。無買デーの節約ご飯=味わいやボリュームがものたりないと思われがちですが…。
「無買デーこそリッチなメニューを!」と話す、人気料理家・みきママさんにかかれば、いつもの食材でごちそうができちゃいます。
買い物に出かけない無買デーなら、時間にも余裕が。そんな日は、子どもも巻き込んで、楽しくておいしい食卓に仕上げましょう。
無買デーは家族をご飯づくりに巻き込む作戦で!
せっかく時間があるのなら、ごはんづくりをイベント感覚で楽しんでみて! 粉をこねたり、材料を混ぜるだけなど、子どもたちでも失敗なくできる料理にするのがポイントです。
「ホットプレートでトルティーヤを焼きながら食べるのもオススメ。みんなおもしろがって手伝ってくれて、わいわい楽しみながらだと節約にありがちな悲壮感もゼロ!」
●高野豆腐とコーン缶でホットプレートタコス
<簡単トルティーヤ>【材料(8枚分)】
・強力粉 300g
・サラダ油 大さじ1と1/2
・ベーキングパウダー 大さじ1
・塩 小さじ1/4
・水 180ml
【つくり方】
(1) ボウルにすべての材料を入れ、なめらかになるまで3分ほどこねる。ひとまとまりにしてラップをかけ、常温で5分ほどおく。
(2) 打ち粉適量(分量外)をふったまな板に取り出し、包丁で8等分に切って丸め、1個ずつ手で生地の周囲を引っぱりながら直径15cmの円形にのばす。
(3) ホットプレートを250℃に熱し、(2)を3、4枚ずつ並べ入れて1~2分焼く。焼き色がついたら上下を返し、さらに1~2分焼いて皿に取り出す。残りも同様に焼く。焼けたものは乾燥しないようにラップをかけておき、食べるときに再びホットプレートに並べて温める。
(4) (3)に「高野豆腐のタコミート」、「コーンのサルサソース」(ともにレシピは後述)、トマト(分量外・ヘタを除いて1cm角に切る)、レタス(分量外・千切り)を各適量好みではさむ。
[1枚160kcal]
<POINT>生地は、縁から少しずつ手でのばすようにしながら広げていくと破れにくい。
<高野豆腐のタコミート>【材料(4人分)】
・高野豆腐 3個
・タマネギ 1/2個
・オリーブオイル 大さじ1
・A[トマトケチャップ大さじ5 中濃ソース大さじ2 おろしニンニク小さじ1 顆粒洋風だし小さじ1/2 塩、コショウ、タバスコ各適量]
【つくり方】
(1) 高野豆腐は熱湯に1~2分浸す。水をかけて冷ましたら水気をよく絞り、手でちぎってそぼろ状にする。タマネギはみじん切りにする。
(2) 鍋にオリーブオイル、(1)を入れて中火にかけ、2~3分炒めて水気を飛ばす。Aを加えて弱めの中火で混ぜながら8分ほど炒める。
[1人分141kcal]
<POINT>高野豆腐は熱湯をかけるとくずれやすくなる。やけどを防ぐため、ちぎるときは水をかけて。
<コーンのサルサソース>【材料(4人分)】
・コーン缶(ホール状) 100g
・タマネギ 1/2個(100g)
・A[酢大さじ3 オリーブオイル大さじ1 顆粒洋風だし小さじ1/4 コショウ少し]
【つくり方】
(1) タマネギはみじん切りにして耐熱ガラスボウルに入れ、ラップをせずに電子レンジ(600W)で1分30秒加熱し、ペーパータオルで水気をよくふき取る。
(2) ボウルにA、(1)、汁気をきったコーンを入れて混ぜる。
[1人分61kcal]
<POINT>もちっとしたトルティーヤに好みの具材や野菜をたっぷりサンドしたら、豪快にパクリ。カラフルでインスタ映えもバッチリ!
●教えてくた人 【みきママさん】
ブログが1日120万アクセスと大人気のおうち料理研究家。夫と長男(14歳)、二男(11歳)、長女(4歳)の食べ盛りの子どもを満足させる豪華に見えてボリューム満点な料理が評判