捨てるに捨てられず、取ってあるものってありますよね。「もしかしたら、いつか使うかも」とか「これは記念だから」とか、理由はさまざま。
でもそうこうしていたら、ものが増えてしまう…なんて事態に。
片づけのプロフェッショナルであるライフオーガナイザーの森麻紀さんに、プロならではの、手放した意外なものについて教えてもらいました。
なんのためにもっているのか…片づけのプロがものを手放す理由
普段使わないものにもメンテナンスの手間や時間、収納するためのスペースというコストがかかります。
すっきり暮らしたいのであれば、改めて自分がもっているものと向き合ってみてはいかがでしょうか?
これらはすべて、私が不要と判断して手放したもの。詳しくご説明していきたいと思います。
●結婚記念写真
すべての画像を見る(全5枚)四つ切サイズの結婚記念写真を処分しました。この話をすると、100%全員に驚かれます。
なぜ処分したかというと、夫婦ともに写真うつりがよくないから。だからこそ、思いきりました。とはいえ、結婚式関連の写真を全部捨ててしまったわけではなく、一部はもっています。この四つ切サイズという、収納しにくい大きいサイズというのも、手放そうと思ったポイント。
もちろん、夫も同意しています。「ほかに結婚式の写真があるなら…」と。
口には出さなかったけど、夫も同じことを思っていたのではないかと推測しています(笑)。
夫婦で納得していれば、結婚記念写真だって処分してもいいと思っています。
●卒業アルバムと卒業証書
こちらの写真は、娘(小4)の幼稚園の卒業記念のアルバムです。もちろん、これは娘のものなので処分はしていません。
処分したのは、私自身の卒業アルバムと卒業証書です。
卒業当初やその後の数年間は卒業アルバムを見返すこともありましたが、最近では、娘に一度見せたくらいで、それ以外は十数年ずっと手に取ることがありませんでした。
今後、もし見たくなったとしても、同級生にお願いすればすぐに解決できるので、処分しても問題ないと判断しました。
ちなみに卒業証書は、見返すことも必要になることもこれまでありませんでした。それなのに収納しにくい円筒形ということもあり、卒業アルバムよりも先に処分しました。